【働き方の3様式】
働き方には3つのスタイルがあります。
その3つとは、レイバー、ワーカー、プレイヤーです。
レイバーとは直訳すると労働者です。
ここでのレイバーの意味するところは強制されて仕事をさせられている人です。
たとえば古代のピラミッドを建てるために働かされた人たちはレイバーです。
次にワーカー、これは組織に属して決められた、与えられた仕事をする人です。
たとえば産業革命後の工業社会によって新たに出現した産業用機械オペレーターやタイピストなどです。
そして最後がプレイヤーです。
大谷翔平のことをベースボールワーカーとは呼びません。
彼はベースボールプレイヤーです。
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プレイヤーとワーカーの違いはどこにあるのでしょうか?
それは、動機(モチベーション)が自己の外側にあるか、内側にあるかです。
言われた仕事、つまり仕事が外から降りて来て、決められたことをこなすのがワーカーです(余談になりますが、仕事を上手くこなすこと、上手く機能することを「ワークする」と言います)。
一方でプレイヤーは自ら仕事を作り出し、その仕事を自ら楽しんで行い、結果を出す人です。
仕事の動機は自分の内から自発的に出てきます。
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プレイヤーは仕事(そのもの)が与えられたものであっても、自分で意味を見出して、楽しみながら(時には苦しむプロセスもありながら)遂行をしてゆくスタイルを持つ人です。
本書を手に取ってくださった方には、是非ともプレイヤーになっていただきたいと思っています。
また、現在プレイヤーの方も、より高いパフォーマンスを発揮しうるハイパフォーマーを目指してくださることを願ってやみません。
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【コメント】
上記で定義されている「プレイヤー」の心を意識したいですね。
志を高くする為というより、仕事に対する恐怖から逃れるためですが・・・。
主体的になって動くと、恐怖心はだいぶ薄れることは、経験上理解しています。
人生において、仕事って何なんだろうとは、ふと思います。
生きるために働いているはずだったのが、働くために生きるようになっている。
そうなりたくない気持ちはあっても、実際は真逆になっている。
私が定年退職する頃には、定年って70歳が当たり前になっていそうな感じです。
レイバー、ワーカー、プレイヤー、どれにも属さずに生きたいのですけれどねえ・・・。
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