神崎のナナメ読み

当たり前のことほど忘れやすい

●『心配事がスッと消える禅の習慣』（松原 正樹 著）より

当たり前のことほど忘れやすい。

人間はそういう生き物です。
だから毎日、深呼吸の一回、朝の１〜２分、歩く時間を瞑想に当てて、当たり前こそがありがたいのだということを自分に気づかせます。

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そうすると、他者とのつながりを忘れずに生きていけるので、たとえ誰かに意地悪な言葉を投げかけられたとしても、すぐにカッとしたり言い返したりすることなく、「彼は今、虫の居所が悪いのだろうか？」と冷静に受け止めることができるようになっていきます。

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【コメント】

普段、「普通に暮らしているありがたさ」というものは、失ってわかるというものです。

風邪を引いたときとか、そう思いますよね。
当たり前にできていたことが出来ないというのは、本当に辛いものです。
そして普段、普通に暮らせていたことに、あとになって感謝するのです。

感謝の心を持って生きていけば、自ずと相手とのやりとりにも「配慮」みたいなものが生まれます。
それは、人間関係を良好にするもの。

アンガーマネジメントという、「怒らない方法」があります。
本を読んでテクニックを得ても、なかなかうまく出来ません。
心の整理をしておかないと、いくらテクニックという蓋で抑え込んでも、いつまでもドタバタしてしまいますから。

根底に「普段の当たり前に感謝」を意識し続けたいと思います。