●『心配ごとや不安が消える 「心の整理術」を1冊にまとめてみた』(松原 正樹 著)より
そこで、忙しさで心を亡くしかけている方に、忙しいからこそ少しでも早く、心を落ち着けるためにできる裏技をご紹介しましょう。
深呼吸のときも、歩く瞑想のときでも、音に意識を向けます。
私たちはいろいろな音に囲まれていますが、そのほんの一部しか耳に入ってきていません。
まして忙しいときは音に意識を向けないため耳に入ってこないのです。
ですから、忙しいときこそむしろ耳を澄ませてみましょう。
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音に意識を向けながら、吸う息の倍の時間をかけて息を吐く、深い深呼吸をしてみましょう。
何か音が聞こえたら、「快」「不快」「いい」「悪い」などのジャッジはせず、それをそのまま受け止めます。
受け止めた後、心を落ち着かせてくれる気づきや新たな感情がポッと浮かんでくることがあります。
それで、いいのです。
それが、大事なのです。
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【コメント】
どこかクリニックへ行くほどではないけれど・・・むしろ、そういう所へいく段階にならないためにも、普段の生活の中で「心を落ち着かせる方法」を持っておくとよいと思います。
人によっていろいろあるでしょうが、「音に意識を向ける」は手軽に出来ますね。
手軽なのに、意外とそれをしている人は少ないのではないでしょうか。
音に意識を向けるというと、スマホで音楽を聴くために「ワイヤレスイヤホン」をつけている人もいるかと思います。
私は、音楽で自分の壁を作っているような気がしてやっていません。
クルマの運転の時も、ラジオや音楽を聴きません。
運転しているときは、外の音をなるべく聞けるようにしています。
(特に、ロードノイズや危険を感じさせる音を察知するのに便利)
安全運転をするためには、いろんな情報を得ながら、運転にフィードバックするのが良いと思うからです。
また、運転中は「スマホをいじらない」というのも良いのかもしれません。
スマホは便利ですが、ある意味、自分の生活に自ら「雑音」を持ち込むような面もありますから。
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