●『仕事も人生もうまくいく整える力――禅が教えてくれる98の養生訓 (知的生きかた文庫)』(枡野 俊明 著)
毎日八時間としても、労働時間は一日の三分の一を占めます。
それ以上の、一日の半分近い時間、働く人も少なくないでしょう。
そんなに長い時間を、「やりたくないなあ」「辛いなあ」「つまらないなあ」と思って過ごすなど、健康の観点からもよくありません。
イヤイヤ仕事をやっても、気持ちが鬱屈し、疲労感が増すだけ。
自ら体調を乱すようなものです。
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ですから「仕事は主体的に、楽しんでやる」、それが鉄則。
たとえ気の重くなるような仕事であっても、難しい仕事であっても、「取り組みがいがある」と挑戦欲を燃やす。
簡単すぎてつまらない仕事なら「何か自分にしかできない工夫で面白くしよう」と考える。
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このように、ちょっと工夫をする、意識を変えることで、「やりたくない仕事」を「やりたい仕事」に変えることが可能です。
キーワードは「私の人生の主人公は私である」。
仕事はやらされるものではなく、自分から「やりたい」と思って楽しむものであると、肝に銘じましょう。
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【コメント】
主体的に取り込もう!
なんでもそうですが、主体的に動こうとすれば、積極性が増して頭も体もフル回転します。
重い腰も軽くなり、どんどん物事が進んでいきます。
そういう時は案外、ストレスとか疲れは感じにくいように思います。
こうやって取り組む場合、「責任」とかは発生します。
それが嫌という人もいるでしょう。
主体的に取り組むのは仕事以外でも可能です。
人生はかなり大きく動きます。
その経験こそ、人生そのものだと言えましょう。
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