2004年12月18日

今日は、細川茂樹さん33歳の誕生日

本日12月18日は、「仮面ライダー響鬼」の主人公・ヒビキを演じる細川茂樹さん33歳の誕生日です。
おめでとうございます。
劇中では31歳の設定。
古くからライダーファンの人達にとっては、希望の星。
これで、オッサンがライダーベルトをしめて変身ポーズを決める姿が、街のあちこちで見かけるようになるでしょう。いや、ならない。

響鬼のプレビュー本が販売されるようになり、ビジュアル的なものや、製作側の考えとかが浮き彫りになってきましたね。

ワンダーライフスペシャル
仮面ライダーヒビキ
東映/間宮 尚彦/川上 裕生
小学館 4091062016 ¥ 490 2004/12/15

プレビューブックの内容

・響鬼と、世界観の説明
・響鬼のスチール(15P程)
・響鬼、武器、ディスクアニマル設定画
・PLEX、レインボー造形、バンダイインタビュー
・マスコミ向け撮影会等の様子
・細川茂樹インタビュー
・プロデューサーコメント

やはり、響鬼のデザインに惚れ惚れした人達が多かったのではないでしょうか。

<響鬼さんのマスク、横からの全体図、変身ポーズの図>

<響鬼さんのお尻がプリッとした後姿の図>

響鬼は黒いボディと思われていましたが、見る角度によって微妙に色が変わるマジョリカカラーなんですね。
光の加減でバイオレットカラーな感じになると、スーツのディテールがハッキリして、映画「エイリアン」のギーガ調なデザインを感じます。
ますます怪人っぽい感じになりますが、「アナザーアギト」みたいなライダーもいる事ですし、カッコいいと思います。
ダークサイド風の容貌を持つヒーローは古今東西、存在してきましたしね。
複雑且つシャープな線で構成されたマスクが、ハンサムでいいですね。
長く戦い続けてきたベテランらしいライダーの風格が漂います。
変身音叉 音角(オンカク)を額に当てている変身シーンもありますね。
過去のライダーはベルトを装着してから、手を斜め横などに動かしたりして変身ポーズを取るのですが、今回は手で額に押し当てていないと地面に落ちちゃうから、変身ポーズと云うほどのアクションはないのかな?
後姿は、赤いフンドシの効果でヒップアップ効果があり、男性ならではの色気が醸し出されるデザインですね。
シルバーを使用した各パーツが、黒いボディの中で映えます。
川辺の光に照らされて、複雑に光り輝くボディ。
平成ライダーのしょっちゅう、橋の下での水辺で戦っておりますが、こんな雰囲気の映像に期待したいと思います。

手にしている音激棒烈火は、赤のクリアパーツみたいなので、細かいディテールがイマイチはっきりしませんよね。
そんな人には、下記が参考になるかと。

<灰色なので、ディテールが良く分かる図>

音撃鼓火炎鼓やディスクアニマルも見ることが出来ます。
音激棒の先端は、怖い鬼さんのデザインですね。
二本の短い角が正面に向かって伸びているので、音撃鼓でツンツンされると、ちよっと痛いかも(お
ディスクアニマルも既報の通り。
円盤状から、何もパーツの追加なしで動物の姿になります。
食玩具でディスクアニマルシリーズを展開してくれれば、値段も手ごろなので、コンプリートしちゃえるかも。

11月22日に安全祈願祭と台本の初読み合わせが行われ、24日よりクランクインをした模様。
1、2話は屋久島でのロケのようです。
東映の公式サイトの写真が、正にその証明ですね。
そっか、フェリーから落ちそうになる子供をヒビキが助けるのは、屋久島を往復するフェリーの事なんだ。

過去のライダー達の敵は大体、動物などをモチーフにデザインされたものでした。
今回の魔化魍も同様。
しかし、今までと違うのは、「二つの動物を合体させたデザイン」だと云う事です。
それによって、妖怪のような雰囲気を狙っているみたい。
プレビューブックの22ページに、大きい写真のホワイトボードが掲載。
そこには・・・、

エビ+カミキリ=?キリ
カエル+スッポン=カッパ
シャチ+アシカ=海坊主
サル+オウム=山彦
カメ+カメレオン=?
(?=不鮮明で判読不能)

また、第1、2話の怪人は、蜘蛛+虎の妖怪らしい・・・。
蝶のような羽と虎のような牙を持っているのかな??

プレビューブック最後には、高寺プロデューサーの言葉が記載されています。

今回の作品は平成ライダーシリーズを観て育った中学生を含めた「夢見る子供たち」に、大人が本気で夢語りをするのを観てもらえれば、と思っています。
そのことによって、大人になるのも捨てたもんじゃない、ということを感じてもらえるといいなぁ、と。

子供達に大人への憧れを持ってもらいたいのですね。
そういや昔、父親を含めて大人と云うのは、子供達から見て「立派な人物」「尊敬できる人物」でした。
子供の自分には無いものを沢山、兼ね備えた人達。
今では子供達は、父親を「臭い」とか平気で見下します。
なにか、「父親・大人の権威の復権」みたいなものが、作品のベースにあるのかもしれませんね。
別に説教臭さみたいなものじゃなく、「口で語らずとも背中で語る」みたいなカッコよさに期待。

既報の通り、響鬼の他にもライダーが登場します。
その内の一人が、仮面ライダー轟鬼(トドロキ)

参考資料:仮面ライダー響鬼(ヒビキ)【仮面ライダー轟鬼(トドロキ)】http://kanzaki.sub.jp/archives/000482.html

響鬼のヘルメットの角が二本に対し、轟鬼は三本確認できます(頂上に1本、左右に2本)。
響鬼の赤いパーツが、轟鬼では青色系。
響鬼は「音激棒烈火」と云う二本の棒状の武器を使うのに対し、轟鬼は「音撃管」と呼ばれるものを使用。
これは、普段は単なる銃形態ですが、楽器のマウスピースとラッパの吹出し口をつけた音撃モードになるらしいです。
うーむ、ラッパですか。
しかし、轟鬼のフェイスには口が無いので、どうやってラッパを吹くのでしょうね?
拭くマネをする姿を想像すると、酷くマヌケな感じがするのですが・・・演出が気になります。
また、所有しているディスクアニマルは不明。
変身アイテムは、「笛」。
サンバホイッスル(寸詰まりの十字架のような形状)みたいな形で、中央部分に鬼の顔があります。
変身する際には畳まれている2本の角が伸び、鬼の顔が現れて両目が光るそうです。

Posted by kanzaki at 2004年12月18日 12:26 | トラックバック (2)