●心が強い人はみな、「支える言葉」をもっている(著:齋藤 孝)より
「なまけ者になりなさい。」は、そんな水木しげるの代表的な言葉であり、「幸福の七カ条」のうちのひとつ。
幸福の七カ条」とは、水木しげる自身が世界中を旅して幸福な人、不幸な人を観察してきた体験から見つけ出したもの。
-------------
【幸福の七カ条】
第一条
成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない。
第二条
しないではいられないことをし続けなさい。
第三条
他人との比較ではない、あくまでも自分の楽しさを追求すべし。
第四条
好きの力を信じる。
第五条
才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ。
第六条
なまけ者になりなさい。
第七条
目に見えない世界を信じる。
-------------
「努力は人を裏切らない」とよく言いますが、水木しげるは「努力は人を裏切る」と言います。
世間から評価されなくても、好きなこと、楽しいことに熱中すること自体が喜びであり、幸せなのです。
それを忘れなければ、愚痴を言うこともないし、悲壮感を漂わせることはありません。
なかなか評価してもらえない、努力に見合う収入につながらないことはよくあります。
だから、 ときどきはなまけることが必要だと言います。
そうしなければ、乗り越えるパワーが湧いてきません。
とくに中年期以降は愉快になまけるべきなのです。
若い頃はなんとかなっても、だんだん身が持たなくなりますから。
-------------
売れっ子漫画家となって多忙を極めた水木しげるの「なまけ術」は、世界中の楽園や妖怪の 棲み 処 を訪ねる「世界妖怪紀行」でした。
ダラダラと寝て過ごして、疲れをとるわけではないのですね。
この「なまけ術」が長寿の秘訣 でもあったのではないでしょうか。
とにかく心から好きなこと、楽しいことに向かっているわけです。
現代を生きる私たちが疲れやすいとしたら、それは世間の評価を気にしすぎるから かもしれません。
※※※※※
【コメント】
昔の漫画家は短命が多かったです。
そんな中、水木しげる先生は、93歳の最後の最後まで現役で活躍しました。
先生の生き方・考え方は、辛い人生を歩んできた就職氷河期世代の晩年にこそ、活かされる内容だと思います。
考え方を変えていきましょう。
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
| 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
| 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
| 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
| 28 | 29 | 30 |