●人生が面白くなる 学びのわざ NHK出版 学びのきほん(著:齋藤 孝)より
フランスの哲学者ルネ・デカルト(1596〜1650) は『方法序説』で、思考の「わざ」を伝授しようと試みました。「我思う、 故に我あり」というあの有名な言葉を残した哲学者です。
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デカルトは「即断と偏見を避ける(明証性)」「小さな部分に分ける(分析)」「順序を立てる(総合)」「全体を見直す(枚挙)」という「四つの法則」を定めました。
彼がすごいのは、法則を見出しただけでは終わらなかったことです。
この四つの法則を自ら徹底的に実践し、修練し、習慣づけました。
この「実践・修練・習慣づけ」こそが重要 だと、デカルトは述べています。
デカルトは、哲学者でありながら数学者でもあったので、科学的な思考法を常に実践していました。
理性の技術の実践を徹底して、習慣になるまで繰り返す。
つまり、 思考法自体を剣術のように「わざ」として修練し、身につける。 これこそ、まさに私が思想の武士と呼ぶゆえんです。
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例えば、いつの日か理科の授業で習ったはずの、「観察し、仮説を立て、実験し、検証する」という科学的な方法は、身についているでしょうか。
あなたの生活に還元できているでしょうか。
今の時代は、何もかもを更新し続けていかなければなりません。
デカルトの「四つの法則」や「観察し、仮説を立て、実験し、検証する」ことを、ひたすら高速で繰り返すことが日々の仕事や生活でも必要になります。
聞いただけ、見ただけ、知っているだけでは何も生まれない。
学んだことを自分のものとして取り込み、実生活に「わざ」として生かしていくことが大切 なのです。
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【コメント】
「観察し、仮説を立て、実験し、検証する」
実際、仕事でもこの流れで実践しますよね。
PDCAってやつ。
これをやろうとする際、「素早くなおかつ完璧な結果を求める人」がチーム(もしくは上司・役員)にいると、ボロボロの悲惨な結果となります。
良好な関係のチームづくりが大事。
個人で、しかも仕事ではない部分でこれをやるのは、本当に楽しいです。
絵を描く時だってそうです。
線や色を実際に描くまでは、頭の中で考えるわけですが、実際にやってみたら失敗することも多いです。
それじゃあ、どうやってリカバリするかを考える。
試行錯誤して描きこまれた作品というのは、やはり満足がいくものです。
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