2005年04月30日

響鬼【十三之巻・乱れる運命(さだめ)】4

前回の続き

前回の記事:響鬼【十三之巻・乱れる運命(さだめ)】3
http://kanzaki.sub.jp/archives/000640.html

まずは、小ネタから。

大阪府豊中市服部西町4丁目1−2の地図
http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=34.45.33.743&el=135.28.14.007&la=1&fi=1&skey=%c2%e7%ba%e5%c9%dc%cb%ad%c3%e6%bb%d4%c9%fe%c9%f4%c0%be%c4%ae4%c3%fa%cc%dc&sc=3

上記の地図の中央部をよく見ますと、「豊島体育館」の横に「武道館ひびき」「いぶき図書館」と云う建物があります(笑)
なんともまあ、面白い偶然。
鬼の養成所は豊中市にあったんですね、と適当なことを云ってみる。

ヒビキさんと日菜佳は、不知火で現場へ向かいます。
赤いアーチ橋を渡っていましたが、ここは埼玉県秩父市大字浦山にある「秩父さくら湖の浦山大橋」です。

「最近の変り種も、来るところまで来たかなあって感じですねえ」と話していると、日菜佳の携帯電話にイブキから連絡が。

イブキさんかはガソリンスタンドにいました。
給油しています。
東京都青梅市成木2丁目にある「野口商店ENEOS成木給油所」です。
ENEOSを入れているんですね。
仮面ライダーのバイクだから、原子力エンジンとか積んでいるのかと思いました(それはそれで危険なのですが)。
そう云えば、竜巻って直ったんですね。
オトロシと戦った際、響鬼にぶっ壊されたのですが、案外、早く直ったみたいです。
まさか、修理不可能で、今の竜巻は二代目だったりして。

「乱れ童子は、魔化魍を餌に狙っているのでは?」とイブキがヒビキさんへ伝えます。
そして近くで弾鬼(ダンキ)さんがヤマビコを追っているので、そっちへ行くのではと推理。
ヒビキさんも、そっちへ行くと伝えます。

ドライブに来ていた男の人。
奥多摩湖と小河内ダムの見える山に向かって「おーい!」と叫びます。
東京都西多摩郡奥多摩町原にある「月夜見山」ですね。
この男の人、ただの一般市民とは思えない程、濃い感じのキャラです。
このハイカーを演じているのは永瀬尚希さん。
仮面ライダータイガ、サイガ、グレイブを演じたスーツアクターです。
躍動感溢れるスタントが特徴。
横を見ると、ヤマビコの童子と姫がいます。
このハイカーですが、私はてっきり、この人がダンキさんなのかと思いましたよ。
前回、ダンキさんのプロフィールに掲載されていた写真に似ているもので(本当のダンキさんは伊藤慎さんだと思います)。
だから、このハイカーはわざと山に向かって大声を出して童子と姫を呼び出し、2人が登場したところで「フッ、現われやがったな」とニヤリとしながら弾鬼に変身するのかと勘違いしてしまいました。
私の予想とは裏腹に、ハイカーは童子と姫の出現に驚き、その場に倒れこんでしまいます。
童子怪と妖姫がハイカーの目の前にまで近づいた時、アサギワシを隊長としたアカネタカの大群が、二体の怪物を攻撃します。
その隙に、黒い影がハイカーを掴んで引きずり、離れた場所へ移動。
黒い影は「早く逃げろ!」とハイカーに忠告。
あの引きずりって、永瀬さんが仮面ライダータイガのスーツアクターをやっていたので、タイガのファイナルベント「クリスタルブレイク」へのオマージュでしょうか(笑)。
弾鬼といい、屋久島で明日夢を救った時のヒビキさんといい、襟首をつかんで引きずって「早く逃げろ!」が鬼の一般人救出パターンなのでしょうかね。
確かに水難救助だと、抱きつかれて共倒れにならないように背後から襟首をつかんで引いてったり、背後からスリーパーホールド気味に抱えたりします。
パニックになった要救助者が最大の障害になる時がありますからね。
予想外の行動をされたりするので、ああいう形が確かに最適なのかも。

ハイカーを助けたこの黒い影こそ、弾鬼さんでした。
なんとこの短いシーンの為に、わざわざ弾鬼のコスチュームを本当に造ってしまったんですね。
前回のプロフィールに映っているマスクは、威吹鬼のマスクをCGで加工したものかと思っていましたよ。

danki050430.jpg

<弾鬼(だんき)>
鬼名:弾鬼 Danki
本名:段田 大輔 Daisuke Danda
生年月日:1979年7月24日
担当地域:首都圏
住所:178-0067 東京都練馬区西大泉8-5-10 ???202
本籍:山形県寒河江市中央7丁目???番地
武器:音撃棒・那智黒/音撃鼓・御影盤

上記が、前回に映ったプロフィール。
しかもテレビ朝日の公式サイトに、ちゃんと紹介されているのにも驚き。
音撃戦士の一覧には、左から弾鬼、響鬼、威吹鬼が並んでいます。
この並び順は、頭部にある角の数が少ないもの順ですね。
そうすると、もし裁鬼も登場したら一番右になりますね。

公式サイト:弾鬼
http://www.tv-asahi.co.jp/hibiki/04_ongeki/profile_danki.html

プロフィールは簡単にしか紹介されていないのですが、それでもちゃんと掲載されているのが嬉しいですね。
「関東で戦う11人の鬼のひとり。音撃棒と音撃鼓を使う音撃打の戦士で、小管でヤマビコに襲われている人を助けて活躍した」と書かれています。
「活躍した」と過去形で書かれていて、なんだか弾鬼さんが死んじゃった人みたいに書かれていて悲しい。
響鬼と同じ太鼓の人です。
だから、ヤマビコとの戦いに適任な鬼である太鼓使いの弾鬼が戦っているのですね。
ちゃんと設定に従っています。
響鬼と弾鬼が、魔化魍の前と後ろからダブルで太鼓を叩くシーンを是非とも見てみたいものです。
今までの平成ライダーも、作品中に複数のライダーが登場しました。
基本的に皆、主役級の扱いをしていました。
それに比べると今回は、複数ライダーの主役並列って感じではないですね。
弾鬼は玩具が発売されない悲しいポジションの鬼。
刑事ドラマで主役の数人の刑事の他にも、あまり画面には映らない同僚刑事がいるのに似ています。
組織って感じが上手く出ていますよね。
弾鬼さんは動く度に、名前の通り弾丸のバキューンと云う効果音が出るのが良いですね。
ちなみに響鬼さんは鈴の音が出ます。
威吹鬼は・・・あったっけ?
響鬼さんはどうして鈴の音なんでしょうね?
鈴と云うのは古来より魔よけの意味があります。
鈴は縄文時代から作られていて、その音色で神を招き魔を祓うとされ、一種の祭器だったようです(縄文期の鈴は金属製ではなく土鈴)。
魔化魍と戦う鬼が、鈴の音を発するのは自然なことかもしれませんね。
ついでに中国の鬼も鳴りものが嫌いで、太鼓とか銅鑼の音が苦手らしい。

弾鬼は屈みぎみの姿勢、開いた指先、荒々しい戦い方なのが特徴。
なんかカッコいい!
平成ライダーだとギルスやカリス、昭和ライダーだとアマゾンを彷彿とさせますね。
そう云えば、弾鬼の設定を見ますと、本名は「段田 大輔(Daisuke Danda)」と云います。
仮面ライダーアマゾンの主人公は山本大介(Daisuke Yamamoto)。
同じ「Daisuke」だからアマゾンっぽいのかもね。
「弾」と「鬼」の筆文字の間に映る立ちポーズの際、右手をカシャッと動かすアクションが、仮面ライダー555を連想させてニヤリとしましたよ。
戦い方は正統なパワーファイター系のレスラーって感じです。
今回登場したスーツアクターは確か以下の人達。

伊藤慎(響鬼)
押川善文(威吹鬼)
大岩永徳
橋本恵子
渡邊淳
永瀬尚之

誰が弾鬼をやっていたのでしょうね。
そして、あの声もいい。
きっとこの中の誰かなのでしょう。
弾鬼の出身地が山形と云う設定なので、喋り方が山形弁だったら、更に面白かったかも。
鬼のデザインって全員、割と似ているので、これからもどんどん色んな鬼を登場させて欲しいですよね。
弾鬼同様に写真があった裁鬼も見てみたい。
裁鬼って名前だから、裁判官がコンコンと叩くあのハンマーみたいなモノで戦うのでしょうか?
ちなみに斬鬼はどうやら近々登場するみたいですよ(当然、ヤラレ役で)。

弾鬼さんの戦闘シーンで流れていたBGMなのですが、「痴漢革命中派DVD Disc.6」と云うAV作品で使われているものと同じです(汗)

痴漢革命中派DVD Disc.6
http://www.naturalhigh.co.jp/r1/detailes.php?id=NHDT-143

上記のサイトでサンプルムービーを見ることが出来ますので確認してみてください。
フリーのBGMなのかな?

弾鬼さんの活躍をもっと見たいと思っていたところに、乱れ童子が乱入。
弾鬼をそっちのけで、怪童子・妖姫を襲います。
「こいつか! 威吹鬼が云っていたのは」
弾鬼がつぶやきます。
きちんと鬼同士で連携が取れてる事をあらわす良い台詞ですね。
組織という感じがよく出ています。

巨大なヤマビコまで登場。
今回って、合成がとても自然ですよね。
回を追うごとに着実にクオリティがUPしているのが分かります。
響鬼が戦った奥多摩のヤマビコと小菅のヤマビコは、デザインがちょっと違いますね。
大きさや重さは同じなのですが、色が違います。
顔の造形も違うような。
みどりが云っていた通り、生育環境によって違いが生じるみたい。
その設定を忠実に反映させて、わざわざ新しく造る所が凄いですね。
乱れ童子は、ヤマビコの目を貫いて倒します。
そこで場面は終了するのですが、その後、弾鬼はどうしたのでしょうかね?
ヤマビコ達の残骸処理をしたのかな?
次週、弾鬼が勢地郎にその辺りの事を報告するかもしれません。

響鬼や威吹鬼が初登場の際、玩具のCMが放映されたじゃないですか。
ヒビキさん、イブキが商品説明するあのCM。
今回、エンディングの後、寿司屋の格好をしたCM(ムゲンバイン)をやっていて、さっそく弾鬼の玩具CMかと勘違いしちゃいましたよ。
弾鬼さんは寿司屋で働いている設定なのかと。

苦しむ明日夢は、病院へ運ばれます。
母・郁子も駆けつけます。
病院に入り、どこに明日夢がいるのか迷っていると、帽子を被った戸田山(轟鬼になる人)が場所を教えてくれました。
「郁子の行く処、鬼あり」の法則は健在ですね。
さすがに自分の息子が大変なので、戸田山を見て「いい男! 別れた旦那にそっくり!」とは云いませんでしたが。

郁子と伊佐倉先生が、診療を受けている明日夢の近くへ行きます。
苦しそうな明日夢。
しかし、このまま入院となりますと、まだ高校へ入学して間もないのですから、復帰後が大変ですよね。
退院した頃には、クラスは仲の良い人同士でグループが出来てしまっている。
そうすると明日夢は孤独になりそう・・・。

続く。

次回の記事:響鬼【十三之巻・乱れる運命(さだめ)】5
http://kanzaki.sub.jp/archives/000642.html

Posted by kanzaki at 2005年04月30日 10:52 | トラックバック (0)