2025年10月28日

不遇は何かの修行期間

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●14歳からの「論語」(著:ヤギ ワタル、齋藤 孝)より


天を怨みず、人を尤めず、下学 して上達す。
我れを知る者は其れ天か。
(憲問第十四)


「下学上達」とは、初歩的で身近なところから学び始め、コツコツと努力を重ねて高度な真理に到達するという意味です。


「これまで不運であっても天を 怨まず、人をとがめず、身近なことを学んで高尚な道徳へと達してきた。私のことをわかってくれるのは、天だ」。


(不遇が時期は)それは薬であり、 下積みの修行期間なのだと前向きにとらえれば、挽回のチャンスを狙う気力が湧きます。
孔子はどんな時も常に前向きでした。


※※※※※


【コメント】


「学び直し」がもてはやされています。


学びは若い人のものだけではありません。
幾つになっても成長していけるのです。


コツコツ、誰にも注目されることがなくても積み重ねる。
そういうある意味、「孤独な時間」を受け入れられる人は強いものです。


学びだけではなく、仕事でもスポーツでもいい。
幾つになってもそういう姿勢を持ち続けたいものですね。

Posted by kanzaki at 06:59
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