●14歳からの「論語」(著:ヤギ ワタル、齋藤 孝)より
天を怨みず、人を尤めず、下学 して上達す。
我れを知る者は其れ天か。
(憲問第十四)
「下学上達」とは、初歩的で身近なところから学び始め、コツコツと努力を重ねて高度な真理に到達するという意味です。
「これまで不運であっても天を 怨まず、人をとがめず、身近なことを学んで高尚な道徳へと達してきた。私のことをわかってくれるのは、天だ」。
(不遇が時期は)それは薬であり、 下積みの修行期間なのだと前向きにとらえれば、挽回のチャンスを狙う気力が湧きます。
孔子はどんな時も常に前向きでした。
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【コメント】
「学び直し」がもてはやされています。
学びは若い人のものだけではありません。
幾つになっても成長していけるのです。
コツコツ、誰にも注目されることがなくても積み重ねる。
そういうある意味、「孤独な時間」を受け入れられる人は強いものです。
学びだけではなく、仕事でもスポーツでもいい。
幾つになってもそういう姿勢を持ち続けたいものですね。
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