2005年02月22日

響鬼【四之巻・駆ける勢地郎】2

前回の続き

前回の記事:響鬼【四之巻・駆ける勢地郎】1
http://kanzaki.sub.jp/archives/000574.html

おやっさん・立花勢地郎が去ります。
何も云わずに立ち去ろうとしたのですが、助けた子供に「ありがとう」と云われて立ち止まり、笑顔で振り返って「じゃあね」と手を振り、また凛々しい表情になって立ち去りました。
それ様子を見ていた明日夢は、公式サイトによると「鮮やかな動きはあのときのヒビキとよく似ている。何かを察知した明日夢は、その男のあとをつけることに。」だそうです。
そういや第1話で、ヒビキさんはフェリーから落ちた子供を助けていましたね。
あの時も親御さんに何も云われないうちに去り、明日夢の横を「結構、鍛えています」と軽やかに通り過ぎていました。

おやっさんが佃煮屋で買い物。
店主「おっ、いらっしゃい」
勢地郎「(笑い)」
店主「ここんところ見なかったね」
勢地郎「野暮用で遠出しててね。いつもの奴ちょうだい」
店主「500グラムでいいね」
店主が用意していると、おやっさんの電話に着信。
「云われなくても買っていきますよ、ヒジキは」
その声に明日夢の口と表情が「ヒビキ?」って感じでしたね。
買っていたのは、500g・1,310円のヒジキでした。
明日夢は「そっか、ヒビキじゃなくて、ヒジキね」と諦め顔で立ち去ろうとします。
たまたま今晩、ヒジキを食べたのですが、200gで400円だったかなあ。
3人家族で500gって、かなりの量ですよね。
店主の「それじゃあ、ヒビキさん達によろしくね」の声に振り向く明日夢。
タイトルの縦書き筆文字の「響鬼」の文字がインサートされます。
響鬼さんと関係のある人だと睨んだ明日夢は尾行を追跡します。

おやっさん、既に存在感がありますねぇ。
演じている下條アトムさんは、TBSの番組「世界ウルルン紀行」のナレーションで御なじみですよね。
あの番組、マジレンジャーの緑アニキを演じている伊藤友樹さんも出たりしています。
響鬼をウルルン紀行風にナレーションをすれば、
「屋久島でぇ〜少年と響鬼がぁ〜出会ってしまったぁ〜」 
「響鬼の朝は早い」
とかになるんでしょうか(笑)
アトムさんのエディ・マーフィの吹き替えという超軽い喋りも好きだったりします。

今にも死にそうな童子が「餌もとれてえれえぞ。ウチはもう駄目みたいだが、お前は山を下りて、里でどっさり声をくらいな」と云うと、身体が砂のように崩れ、最後は枯葉の塊となって散りました。
なんか、オルフェノクのような死に方。
今までの話しを見るに、あまり童子と姫に嫌悪感とか感じませんね。
敵なのに。
むしろ死んでいく様が哀れと云うか・・・。
特に今回の死に方なんて、「自分は犠牲になってもいい。息子さえ助かれば」みたいな母性すら感じる。
人を殺しているんだから悪い奴なんだけれど、奴らには世界征服・人類滅亡とか、そういう私利私欲・大義名分が無くて、ただ自分達の息子(?)を育てるのが目的。
育て方は間違っているものの、その姿に親心が見られます。
そして、響鬼があまりにも強すぎて、童子と姫があっさりと殺されるのも原因かと。
視聴者が敵に対してあまり嫌悪感を感じないと云う事は、多分、製作側が意図的にそういう演出をしているからでしょうね。
巨大な魔化魍は、ただ人を食って、人里へ下りるだけ。
そこにはやはり、世界征服とかの意志は無い。
人里に下りた熊と同じような扱い。
だから見ていても魔化魍を「憎い」とは思えないんですよね。
これもやはり、そう思わせるのは、製作側の意図なのでしょう。
自然界の摂理は弱肉強食。
だから、魔化魍が人を食うという行為も自然界から逸脱しているとはいえない。
世界征服・人類滅亡とか大義名分のために殺戮してるわけでもないので、殺されると可哀想と思えたりします。
可哀想と思わせる演出。
なぜそう思わせる演出なのか?
これが今後のストーリーに何か直結しているんでしょうね。

巨大なヤマビコをルリオオカミが発見。
その際、首をグルグルと回していましたね。
まるでレーダーのように。
可愛い仕草です。
どうやらディスクアニマルの玩具は、アカネタカが一番売れている模様(情報源>俺)。
初回から探索、戦闘と活躍目覚しく、変形から羽ばたく姿が一番見栄えしますからね。

魔化魍を発見したルリオオカミが、ヒビキの手のひらに戻ってきた際、「おかえり」と笑顔で迎えるヒビキさん。
ディスクアニマルをただの道具とは見ていないですよね。
後半、魔化魍にアカネタカを壊された時の表情とかも怖かったもんなあ。

ヒビキ「(ディスクアニマルの情報を読み取り)おお、当たり! うん、隣の山だな。予想通り。不知火で移動だ!」
香須美「了解」
了解と云った際の、ちょっと古めかしい特撮っぽい敬礼が萌えますなあ。
それと、あのホンダのエレメントは「不知火」と云う、和風な名前が付いていたんですね。

おやっさんの後を付けている明日夢。
その明日夢を見つけて怒るひとみ・・・でも、そんなに怒ってなかったか。
その後の尾行は、ひとみの方がやる気満々でしたね。
あらすじを見ると、おやっさんは知り合いに声を掛けられて振り返った際に、ようやく明日夢とひとみに気づいたみたいですね。
元・鬼で、しかも猛士のトップなんだから、もっと以前から気づいていたと思いましたよ。

ヒビキさんとヤマビコの遭遇。
アカネタカ粉砕。
ちょっとムカついたヒビキさん、川の中をバシャバシャと走りながら変身しました。
変身前は走りにくそうなのですが、変身後は水の抵抗、水底の凸凹なんて無視して突っ走っていました。
変身する事による効果をちゃんと画面で見せているところが偉いですね。

響鬼が駆けている頃、柴又でおやっさんも駆けていました。
同じような行動が別々の所で行われ、それが交互に映し出される相乗効果を狙っていますね。
今回のタイトルに「駆ける」とあるぐらいですから、駆けるシーンが沢山です。
柴又での駆けるシーンは、おやっさんが元・鬼なので、ある意味「鬼ごっこ」そのものですね(笑。
手前で囲碁か将棋をやっている二人の後ろをおやっさんが最初に颯爽と走り去り、その後しばらくしてから明日夢とひとみが疲れきった様子で走り去る。
その時、あえてBGMを使わず(走る足音のみ聞こえる)、更にのんびりした光景を手前に置くことで、話しの流れに緩急が付けられて面白いですね。
そういうシーンが前にあったお陰で、次のBGMが大音量になり、巨大な魔化魍の移動とそれを追いかける響鬼が際立ちます。

今日はここまで。
この続きは次回へ(中途半端だなあ)

次回の記事:響鬼【四之巻・駆ける勢地郎】3
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Posted by kanzaki at 2005年02月22日 23:19 | トラックバック (0)