2006年05月10日

メディア関連情報(06.5/10付)〜日本人が好きな偉人シリーズ【1】特撮の神様・円谷英二物語(その2)

YOMIURI ONLINE 鈴木美潮のdonnaより
●誇り持ち「悪役」楽しんだ曽我さん
http://www.yomiuri.co.jp/donna/do_060509.htm

あみあみより
●アートワークスモンスターズ 仮面ライダー剣 ジョーカー
http://www.amiami.com/shop/ProductInfo/product_id/56597

●アートワークスモンスターズ 仮面ライダー剣 ギラファアンデッド
http://www.amiami.com/shop/ProductInfo/product_id/56598

●パームアクション 蒼き流星SPTレイズナー ACT-1:レイズナー
http://www.amiami.com/shop/ProductInfo/product_id/56599

●パームアクション 蒼き流星SPTレイズナー ACT-2:ザカール
http://www.amiami.com/shop/ProductInfo/product_id/56600

CDジャーナルより
●“しょこたん”こと中川翔子、CDデビュー決定!
http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=11605

・ソニーミュージックより 中川翔子
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Arch/SR/ShokoNakagawa/index.html

サンスポより
・新ブログの女王・中川翔子、7月5日に歌手デビュー
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200605/gt2006050602.html

日刊スポーツより
・「しょこたん」中川翔子が歌手デビュー
http://www.nikkansports.com/entertainment/f-et-tp0-20060506-28051.html

・中川翔子オフィシャルHP
http://www.geocities.jp/shocotan0505/

・しょこたん☆ブログ
http://yaplog.jp/strawberry2/

●キュートなアルパ奏者、上松美香の新作はアニメ・ソングのカヴァー集!
http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=11597

・上松美香ホームページ
http://www.agematsu-mika.jp/top.html

・上松美香オフィシャルサイト(ユニバーサル・クラシックス アーティスト・サイト)
http://www.universal-music.co.jp/classics/j_classic/mika_agematsu/

YOMIURI ONLINE ジブリをいっぱいより
●ベール脱いだ「ゲド戦記」ヒロイン
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/ghibli/cnt_ged_20060509a.htm

スポーツ報知より
・ジブリ最新作「ゲド戦記」ヒロイン、ベール脱いだ手嶌葵
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20060508-OHT1T00063.htm

・ゲド戦記
http://www.ghibli.jp/ged/

サンスポより
●ゲゲゲッ!ウエンツ鬼太郎…来年4月、初の実写映画化
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200605/gt2006051001.html

スポニチより
・ウエンツ&大泉で「鬼太郎」実写化
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2006/05/10/01.html

●反町、チンギス魂を注入!日蒙合作映画「蒼き狼」キャスト発表
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200605/gt2006051002.html

スポーツ報知より
・チンギス・ハーン反町、大作に気合…「蒼き狼」会見
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20060510-OHT1T00069.htm

ソニー・コンピュータエンタテインメントより
●PLAYSTATION3
2006年11月11日日本国内発売
〜北米2006年11月17日、欧州2006年11月17日発売〜
〜BDおよびHDDを標準搭載〜
http://www.scei.co.jp/corporate/release/pdf/060509a.pdf

●PLAYSTATION3専用コントローラ発表
〜高精度・高速応答6軸検出システムを標準装備〜
http://www.scei.co.jp/corporate/release/pdf/060509b.pdf

ギャガ・コミュニケーションズより
●アニメ製作を開始!
http://www.gaga.co.jp/news/corporate/2006/05/gaga_5.html

・NIGHT HEAD GENESIS
http://www.nighthead-genesis.jp/

ZAKZAKより
●少子化に心強いロボット…トヨタの豊田名誉会長
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_05/t2006050944.html

夕刊フジBLOGより
●履くだけで姿勢が良くなる靴「MBT」
http://www.yukan-fuji.com/archives/2006/05/post_5632.html

東京新聞より
●声のリズム、指先の『脈』から
心の色が見える
http://www.tokyo-np.co.jp/00/thatu/20060510/mng_____thatu___000.shtml

MSN毎日より
●推理小説の浅見光彦に“住民票” 東京・北区
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060510k0000m040104000c.html

●三菱自:ハローキティを案内役に任命 本社で「任命式」
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060510k0000m020090000c.html

●割りばし:輸入先・中国が生産制限 弁当業界などに影響
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060509k0000e040060000c.html

FujiSankei Business i.より
●現実と仮想 行き来ロボ NEC、対話記憶をCGに
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200605100016a.nwc

YOMIURI ONLINEより
●「x」ない方程式など、中学教科書に誤記208か所
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060510it01.htm

●忘れ物見つけやすく、JR東が全エリアでデータ管理
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060509i114.htm

●手塚文化賞に吾妻ひでお氏の「失踪日記」
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20060510ij01.htm

●WOWOWアニメ拡大戦略 有料2枠 無料4枠に
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/tv/20060509et03.htm

asahi.comより
●幻の手塚作品、米で発掘 GHQ収集の雑誌に短編
http://www.asahi.com/culture/update/0510/006.html

●自販機やATMで使えぬ千円札、印刷ミスで4万枚流通
http://www.asahi.com/national/update/0509/TKY200605090356.html

●米の手品師、水中生活1週間達成 息止め世界記録ならず
http://www.asahi.com/international/update/0510/001.html

●火星用の宇宙服はトラ模様 米の学生らが試作
http://www.asahi.com/science/news/TKY200605080077.html

●氏神様もアキバに注目
http://mytown.asahi.com/tokyo/news.php?k_id=13000000605090001

livedoorニュース ファンキー通信より
●ツンデレはもう古い!? 「素直シュール」が萌える理由
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1940845/detail?rd

以上、匿名さんからの情報でした。
匿名さん、ありがとうございました。

「ゲゲゲの鬼太郎」実写映画、ネタとして面白そう。
子ども達は勿論、一緒に見に行く親御さんも気軽に楽しめるんじゃないでしょうか?
キャストは以下のとおり。

鬼太郎 ウエンツ瑛士
ねずみ男 大泉洋
ネコ娘 田中麗奈
砂かけばばあ 室井滋
子泣きじじい 間寛平
鬼太郎の恋人 井上真央

当初「KinKi Kids」の堂本剛さんが主演の予定だったので、この決定にちょっと驚き。
アニメ映画「ブレイブ ストーリー(BRAVE STORY)」で既にウエンツさん、大泉さんは声優として共演済み。
色んな芸能ニュースでの二人のコメント、掛け合いは、非常に息のあった爆笑モノでしたので、このキャスティングは嬉しいです。
できれば、「水曜どうでしょう」の藤村ディレクターも妖怪の役で登場してほしいですね。
「妖怪 ひげオヤジ」とか。


●静岡で冷凍みかん人気=売り上げ、例年の10倍−女性3人組の歌で火が付く
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060510-00000008-jij-soci

ミカン産地として知られる静岡県で、冷凍みかんがブームになっている。女性3人組のグループ「GTP」が歌う「冷凍みかん」が地元FM局で大ヒット、人気が商品に飛び火した。売り場を特設するスーパーまで現れ、例年の十倍近い売り上げを記録する店も出ている。
「冷凍みかん 冷凍みかん 冷凍みかん 4個入り」。単純な歌詞を小気味よいリズムに乗せたGTPの歌は昨年11月、同県浜松市の静岡エフエムで初めてオンエアされた。「面白い」とリクエストが殺到。今年1月には、同局のヒットチャート1位に上り詰めた。
目を付けたのは、以前から冷凍みかんを扱っていた大手スーパー。3月下旬、同県内の6店舗に特設売り場を置いた。カセットで曲を流しながら販売を始めたところ、児童を持つ30〜40代の女性を中心に爆発的に売れ始めた。 

昨日、ラジオでもこの件が話題になっていました。
ご当地では、一年間で売れる冷凍ミカンの出荷数を既に4月時点で売りさばいたそうで、影響力が大きい事が分かります。
曲を作った人によりますと、歌詞の8割は実話だとか。
「だんご3兄弟」「おさかな天国」などに続くものとして期待されるのですが、以前と違ってこういったブームのサイクルは短くなっているそうです。
その歌に関連する食べ物などの売れ行きは、話題になった時点でピークを迎え、その後は売れ行きは急下降。
ブームが終わると、以前と同じ販売量になってしまい、1.5倍とか嵩上げにはならないそうです。
これを踏まえないで、無茶な仕入れをしますと、お店は赤字になってしまいます。
昔、バンダイは「たまごっち」を大量に作り過ぎて、あやうく会社が傾くところでした。
商売とは難しいものですね。
特撮やヒーロー等を当サイトでご紹介している訳ですが、私もオリジナルキャラを作ってみようかなあ。
リアルな等身大ヒーローではなく、あんぱんマンみたいな奴。
やはり新潟ご当地ヒーローがいいので、最初は「ポッポ焼きのポッポくん」を作ってみようかと思います。
完成のあかつきには、当サイトで発表します。


●脚本家・井上敏樹先生の公式グッズ発売

・井上敏樹 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%95%E4%B8%8A%E6%95%8F%E6%A8%B9

父・伊上勝譲りの豪放磊落な性格が有名で、真偽不明なものも含めて多くの豪快な逸話を持つ特撮番組を中心とする脚本家。
そんな彼の公式グッズが発売されました!

・株式会社ジーハミング ホームページ
http://park22.wakwak.com/~g-humming/

・ジーハミング オンラインショップ
http://cart1.fc2.com/cart/ghumming/

先生の書かれた脚本に登場する名台詞等が毛筆で書かれた、外国人ならば見た途端に小躍りしそうなシャツの数々。
Tシャツに書かれた『鯖じゃねえ』『俺は今、心の中でお前を殴った』『夢ってのはな呪いと同じなんだよ』と云った台詞のチョイスがグッジョブです。
まあこれだけ一脚本家がもてはやされるのは、その脚本の出来栄えとご自身の豪快な武勇伝のお陰でしょう。
私は大好きです、こういう人。
うちの死んだ親父そっくりです。

できれば、とある作家に
「君は実力があるんだから、いつまでもジャリ番書いてないで一般ドラマに行くべきだ」
と云われた際に言い放った、
「こっちは親の代から50年ジャリ番で食ってるんだ。それをお前ごときに低俗に見られる筋合いはない!」
と云う言葉をTシャツにして欲しいなあ。

●日本人が好きな偉人シリーズ【1】特撮の神様・円谷英二物語(その2)

前回の続き

○前回の記事:
メディア関連情報(06.5/9付)〜日本人が好きな偉人シリーズ【1】特撮の神様・円谷英二物語(その1)
http://kanzaki.sub.jp/archives/000952.html

ナレーション
「(円谷英二が製作した映画に対し)しかしこの映画、あまりにも見事な出来栄えだった為、信じられない事件が起こる」

○GHQの部屋
テロップ「昭和22年」

アメリカ兵、机に座っている。

円谷の製作した映画のフィルムをリールから引っ張って手に取り、1コマ1コマをチェックしている。

ナレーション
「フィルムを検閲していたGHQは・・・」

テロップ
「GHQ(連合国最高司令官総司令部)」

アメリカ兵は立ち上がり、フィルムを目の高さまで持ち上げる。

アメリカ兵
「これは間違いなく、戦場で撮ったフィルムだ!」

隣にいたもう一人のアメリカ兵にフィルムを見せる。


○GHQの部屋の外の廊下
検閲していたアメリカ兵二人、慌てて飛び出していく。

ナレーション
「なんと、実写と信じたGHQに、戦争協力者として撮影所を追放されてしまったのだ。
こうして円谷は、映画の表舞台から姿を消す」


○東宝撮影所の玄関前

円谷、いつもどおりジャケットにシルクハットを被り、カバンを携えて歩いている。
そのまま中へ。

テロップ
「昭和28年」

ナレーション
「GHQが去った昭和28年。遂に運命の出会いがやってきた」


○東宝撮影所の玄関

円谷、中に入ってくる。
同じタイミングで、玄関横の階段を一人の男が台本を携えて降りてくる。
男、円谷に気づいて近づく。


「あっ、円谷さん」

円谷
「ああ、監督」

男の姿にテロップが被さる「映画監督 本多猪四郎」。

本多
「是非、一緒にやって貰いたい作品があるんです」

円谷
「え?」

本多、「これです」と云いながら、台本を円谷の前に差し出す。
白い台本の表紙には「G作品」と書かれ、その横に丸秘と赤色で捺印されている。

ナレーション
「それは、G作品と書かれた台本だった」

円谷
「(受け取った台本を持ちながら)何ですか、これは?」

本田
「(片手を台本に向けて差し出し)読んでください」

円谷、無言で台本をめくる。

ナレーション
「台本のページをめくった円谷は息をのんだ」

円谷
「えっ? これは・・・」

円谷、本多に視線を向ける。

本多
「出来ますか?」

円谷
「(本多から目をそらさず)大丈夫、出来ます」

円谷、笑みを浮かべる。

ナレーション
「G作品と云う暗号で呼ばれたこの企画こそ、あの名作"ゴジラ"である」

画面には、当時の撮影風景の写真が映し出される。
ゴジラの着ぐるみが、スタッフ二人に囲まれて、ミニチュアのセットの前に立っている。

次に、当時の撮影風景を撮影した動画が映し出される。
生前の円谷が、指揮している姿。

ナレーション
「世界初の本格的特撮怪獣映画、円谷は人生の全てを懸けて、この映画に臨んだ」


○円谷の自宅・廊下(夜)
円谷、電球で細々と暗い廊下を歩いている。

ナレーション
「円谷が自宅に帰るのは、いつも深夜」


○同・寝室
灯りの消えた寝室には、妻と子供が布団を並べて寝ている。
円谷、そっと障子戸を開けて息子の寝顔を見つめる。

円谷
「ごめんな。お前と遊んでやれる時間もないな」


○同・居間
円谷、ちゃぶ台に乗っている夕食を前にしてあぐらをかく。

ナレーション
「食事もいつも一人。しかし、そんな時でも・・・」

円谷、味噌汁の入った茶碗と箸を手にする。
箸で味噌汁の中をくぐらせる。
すると、沈殿していた味噌が煙状に揺れ動く。

円谷
「ん?」

円谷、再び同じ行動をする。
しばし考えた後・・・、

円谷
「これだ!!」

円谷、茶碗と箸を茶ぶ台に置くや立ち上がり、シルクハットとカバンを持つ。
ちょうどその時、妻が寝巻き姿で部屋に入ってくる。


「どうかなさったの?」

円谷
「(笑顔と興奮の入り混じった声で)キノコ雲の作り方が分かったんだよ! 撮影所に戻る!」

シルクハットを被り出掛ける。


○同・廊下
円谷、急いで撮影所へ向かう。
それを見守る妻。
息子、目をこすりながら現れて、母親と一緒に見送る。


「(笑顔で)しょうがないわねぇ」


○撮影所内
白い壁に、空の雲を描いた大きな絵が貼ってある。
幾つものライト。
沢山のスタッフ。
手前に、魚を飼う大きな水槽があり、水で満たされている。
円谷、その水槽の横にいる。
手には、濁った絵の具の液体で満たされたビーカーが握られている。
円谷、「おーい!」とスタッフを招集。

ナレーション
「味噌汁からヒントを得た円谷は、すぐに撮影所で実験」

スタッフB
「(円谷の持つビーカーを見て)おやっさん、その絵の具、何に使うんですか?」

円谷
「いいか? よーく見てろよ」

円谷、ビーカー内の絵の具の液体を水槽に流し込む。
絵の具は、もくもくと煙状に水の中で広がる。

円谷
「これを逆さに見ると・・・」

スタッフ、首をかしげて水槽を見る。

スタッフB
「あっ、キノコ雲だ!」

他のスタッフ達からも同意と驚きの言葉。

円谷
「(元気な声で)よーし、撮影の準備だ!」

スタッフ全員、「ハイ!」と威勢の良い声。

画面には、「日本誕生」と云う映画のワンシーンが映し出される。
太古の人間たちが、富士山からのぼる噴煙を見つめる場面。

ナレーション
「映画の中のキノコ雲や火山の噴煙は、今もこの方法で作られている。
そして昭和28年11月3日・・・」

映画「ゴジラ」のワンシーンで、ゴジラが鳴き声を上げている。
そして、背びれを光らせ口から火を吹く。
それを映画館で観る当時の観客たちの姿(親子連れ多数)。

ナレーション
「長い苦労の末、完成したゴジラは、空前の大ヒット。
日本のみならず、アメリカ、ヨーロッパでも公開され、世界中の子供たちに夢を与えた。
昭和45年、68歳でこの世を去った円谷英二は生前、よくこんな事を云っていた」


○道(昼)
桜が満開に咲き誇る道。
円谷、スタッフと並んで歩いている。
二人の前を二人の少年たちが追いかけっこしたりして遊んでいる。

スタッフC
「凄いですよねえ、円谷監督は。
日本中の・・・いや、世界中の子供たちに夢を与えているんですもん」

円谷
「いやあ。凄くなんかないよ」

円谷とスタッフは立ち止まり、少年たちの方を見つめる。
二人の少年たちは、ウルトラマンのお面を付け、怪獣の人形を片手に遊んでいる。

円谷
「いくら沢山の子供たちを喜ばせても、自分の子供の運動会にさえ出てやれないダメ親父だよ(苦笑い)」

ナレーション
「しかし、映画界にとっては、まぎれもなく最高の父親だった」

(おしまい)

Posted by kanzaki at 2006年05月10日 12:00 | トラックバック (0)