2009年11月13日

もう、24時間営業とか年中無休というものは止めにしましょう

この数日間は、数ヶ月に及んで進めていた仕事のクライマックスという事で、非常に忙しかったです。
更に追い討ちを掛けるように早出出勤もプラス。
でもまあ、なんとか乗り切ることが出来たので、ほっとしています。
この週末は天気も良くないようですし、のんびりするとしましょうか。


●“24時間営業”望むのは「電車」がダントツ、「空港」は圏外という結果に
http://life.oricon.co.jp/70538/full/

1位には【鉄道(電車)】が選ばれ、全体の29%を占めるという結果に。
「空港の24時間化」についてはTOP10圏外となった。
24時間営業を望まれている施設は、10代から40代までの世代別、そして男女別でもダントツで【鉄道(電車)】。
その理由は「終電は仕事、遊びを限定するから」(兵庫県/40代/男性)と、帰宅時間を制限されたくないという意見が圧倒的。
「空港24時間化への受け皿のほかにも、ライフスタイルや労働環境の変化を考えてほしい」(兵庫県/30代/男性)と改善が熱望されている。

1位 鉄道(電車)
2位 役所(区役所・市役所)
3位 銀行
4位 病院
5位 郵便局
6位 図書館
7位 路線バス
8位 本屋
9位 ディズニーランド(東京ディズニーリゾート)
10位 薬局


いろんな意見がありますねえ。
確かに便利かなあとは思うのですが、たんなる思いつきのワガママな意見とも言えます。
どれも遅くまで開いていると便利だとは思うけれど、24時間営業はやりすぎかなと。
むしろ、ある程度規制したほうがよいのかもと考えるようになってきました。

ユーザーは時々の利用でもいいけれど、運営する側は24時間開けていなければいけません。
運営する側も人間。
人間は働き詰めだと、健康を害しています。
交代勤務であろうと、それは同じ。
そもそも、早寝早起きが健康の秘訣とか言われているし、生態的にも正しいはずなのに、サービス向上の名の下に24時間営業するのはどうなんだろうか?

スーパーも、コンビニに対抗して24時間近く営業しているところもあるけれど、場所にもよるのでしょうが、私の近所では夜間の利用はさほど多くありません。
開いてなければ開いてないで何とかなるというもの。

どうも日本におけるサービスというものは、過剰すぎるのではないかと思います。
無ければ無いで何とかなるのに、提供側も、それを受ける側も、過剰になる一方。
実は、当の本人はそこまで望んでいないのに・・・。

24時間営業、年中無休・・・これらが経済効果を生むように思えそうですが、実際は悪影響を及ぼしているようにも感じるのです。
例えば元旦からのデパートのセール。
最初こそ珍しさもあって賑わっていましたが、それも沈静化。

以前ならば年末に沢山の買い込みをしたものです。
それは風物詩的な趣もありました。
しかし現在は、三が日ですら開店しており、いつでも買えると言う事から、売り上げが下がっています。
正月に食べるもの等も、以前ほど正月を意識したものが減ってきて、普段と変わらなくなってきています。

今回のアンケートは、24時間営業をして欲しいという内容でしたが、逆に営業時間を短くする方を提案したいです。
無茶を承知で言うならば、夜の10時以降は殆どの店を閉めるのです。
また、正月三が日などは基本的に営業禁止。
(工場とか、一旦、火を落とすと大変だとかそういう事は分かっている。あくまでも個人的な見解)

「幸せ」と「便利」を一緒にしてはいけない。
こんなにも自殺する人が多く、少子高齢化が進み、笑顔が失われている国が良いわけがありません。

「足るを知る」という言葉に沿って生きていこうと思うと、24時間営業は相反する事になります。
もう、競争して消耗戦に挑むのはおしまいにしましょうよ。
1度きりの人生なのですから。

Posted by kanzaki at 23:38
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