2019年07月25日

近所の独り暮らしのおばあちゃんのゴミ出しを手伝ってあげていて思うこと

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向かいに独りで暮らしているおばあちゃんがいます。
たまに、ゴミ出しを代わりにしてあげています。

毎回だと、それはそれで相手も気を遣うので、たまにです。
出勤の際、ちょうどおばあちゃんも玄関先の掃除をしているときに声をかけます。


自分の家のゴミを出すついでだし、別段苦労するものでもありません。



年配の方が生活するうえで大変なのが、「ゴミ出し」です。
若い人にはなんでもないでしょうが、ゴミ捨て場まで持ち運ぶのは大変なのです。


燃やせるゴミも大変ですが、空き缶や空きびん、不燃物は特に重いですからね。


高齢などで自力でごみを出せなくなった「ごみ出し困難世帯」が、全国で少なくとも5万世帯あるそうですよ(2017年調査)。


また、高齢者には「ごみの分別」も大変だとか。
認知機能が低下すると、なおさらゴミ分別の仕方・出す日のルールが分からなくなります。
そもそも、新潟市をはじめ、分別ルールが細かすぎます。
最近は、外国の方も近所にたくさん住むようになりました。
見ていると、ゴミ出しルールが理解できていない方も一部にいます。


普通に歩くのも大変でして、ちょっとした段差で転倒・骨折もありえます。
冬になると、新潟市のような寒い地方は、「凍結」が怖い(特に2月頃)。
私がゴミ出しする場所は、ゴミ捨て場の扉を開ける場所が一段高くなっているのですが、足を置く場所が高確率で凍結していて滑ります。
骨折をきっかけに歩けなくなり、寝たきりになる方もいますから、本当に注意が必要です。


ゴミを出さなければ、自宅にどんどんたまり「汚部屋」になり、衛生的にも良くありません。


自治体によるごみ出し支援サービスもあるようですが、それらは有料。
しかも、生活する限りずっと続くことです。
金銭的にも辛いです。



こういう日々の細かいことは、政治・行政に全部お任せしても解決できないです。
隣近所同士が、少しでもコミュニケーションをとっていくのが、一番なんだと思います。

Posted by kanzaki at 23:16
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