魔法戦隊マジレンジャー
第1回 旅立ちの朝〜マージ・マジ・マジーロ〜 2005年2月13日(日)
いよいよ始まりましたよ、マジレンジャー。
それではその第1回のレビューをいつものようにしたいと思います。
番組冒頭、久しぶりに「スーパーヒーロータイム」の映像復活!
響鬼とマジレッドを中心にした映像。
全員が横一列に並ぶ際、響鬼が振り返りながら音撃棒・烈火をクルクルと回してから肩に当てる仕草がカッコいい。
「スゥゥゥパァァァァアァァッ!ヒィィィロォォタァァァイムゥゥゥゥゥゥッ!!!」
と、レニー・ハートさん(総合格闘技PRIDEで選手入場アナウンスを担当しているアメリカ出身の女性)による独特の巻き舌からスタート。
うげっ、この一年、これでやるんですか?
まずは、オークランドスカイタワーの見える景色。
舞台は、川崎駅そばにあるLA CITTADELLA (ラ チッタデッラ http://www.lacittadella.co.jp/)から始まります。
ヨーロッパ風の町並みと外国人の多さは、魔法使いの物語に相応しい場所ですね。
ここって、劇場版・仮面ライダープレイドの序盤に新世代ライダー達が戦ったところですか?
小津家三男・魁(橋本淳)がサッカーボールを蹴りながら走っていると、赤い風船を持った女の子にぶつかってしまい、風船が空へ上っていきました。
いきなり場所は変わり、地底冥府インフェルシアのアジト。
デカレンジャーには無かった敵組織とアジト。
妖幻密使バンキュリアがコウモリの姿でアジトのある地下まで降りていくシーンは、なかなか綺麗なCGでしたね(ロード・オブ・ザ・リングみたい)。
今年はCGスタッフに東映アニメーションのCGチーム(デビルマン等担当)がいますね。
デビルマンはチト、アレな作品でしたが、その技術は確かだと思うので期待しましょう。
デカレンジャーは、CGの使用をなるべく抑えると云うのがコンセプトとしてあったらしいけれど、今回は魔法と云う摩訶不思議なものなので、CGを多用した映像は、正解ではないでしょうかね。
アジトの中も気合が入っていますね。
まるで昔のオペラ劇場風で、大量の怪物がいます。
殆どCGなのでしょうが、違和感がありません。
敵はロード・オブ・ザ・リングの、サウロンとサルマンの軍団みたいなイメージでしょうか。
敵の幹部達のデザインもいいですねぇ。
凱力大将ブランケン→フランケンシュタイン
妖幻密使バンキュリア→ドラキュラ
魔道騎士ウルザード→狼男
と云うように、海外のモンスターがモチーフになっていますね。
って事は、ラスボスは「怪物くん」でしょうか?(チビッ子には分からないだろうなあ)
それらのモンスター達をとてもセンス良くアレンジしたデザイン。
私は魔法戦隊の敵なのだからてっきり、敵の幹部はマギー司郎、トランプマン、ナポレオンズ、Mr.マリックだと思っていました。嘘です。
ブランケンの機械が組み合わさった顔がいいですね。
歯車とかが動き、機械の角から蒸気を発して怒りを表現しているところとか。
マジレンジャー側よりも、敵側のデザインが秀逸。
ここは、デカレンジャーよりも優れている点。
ここでオープニング曲。
主題歌:魔法戦隊マジレンジャー
作詩・岩里祐穂 作曲・岩崎貴文 編曲・京田誠一 歌・岩崎貴文
玄田哲章さんによるナレーション。
魔法、それは聖なる力
魔法、それは道への冒険
魔法、そしてそれは勇気の証!
魔法戦隊マジレンジャー
Divine! Adventurous! Courageous! It's just MAGIC
(神聖な! 冒険的な! そして勇敢な! それこそが魔法だ!・・・ナレーションの言葉を英語にしたものだと思う)
戦隊シリーズの玩具CMはずっと、玄田哲章さんがやっていましたが、遂に本編でもナレーションを担当することになりましたね。
更にマージフォンの声も玄田さんだから、マジレンジャーの玩具CMはややこしい事になっています(w
マジレン各メンバー紹介では、まだみんな顔の表情が固いですね。
そんな中、マジピンクの別府あゆみさんはテレビ慣れしているから表情の作り方が上手いです。
どこの顔の筋肉を動かせば映像として映える表情なのかを知っている。
アニキ(グリーン)役の伊藤友樹さんは、迫力満点の表情で今後を期待させてくれます。
後述しますが、伊藤さんは戦闘の際のアフレコも上手かったです。
「世界ウルルン滞在記」に出演されていた事もあるのですが、そんな他の人が味わった事の無い体験が、役作りに活かされる事を期待したいです。
曲中のアクションが凄い印象的です。
特に、マジピンクが、冥府兵ゾビルやマジグリンの頭上で横向きでクルクル横回転していたり、マジブルーの逆回転ジャンプは不思議な浮遊感がありましたね。
マジピンクのなんて、どうやって撮影したのでしょうか。
CGで合成は出来ても、あの回転は実際にやらなければ無理でしょうし。
5人が横一列に並んでいる後ろで、巨大な5色の大爆発は壮観です。
日本じゃ規制が厳しくって出来ないような大爆発を、わざわざニュージーランドまでロケをしに行って撮影するとは驚きですね。
公式サイトを読むと、オープニングのタイトルバック映像やスカイホーキーで空を飛ぶシーン、小津家の大フカン等もニュージーランドで撮影されたものとの事。
現地へは予算の都合もあって、カメラマンと監督とプロデューサーしか行かず、スーツアクターはパワーレンジャーの人達だとどこかで聞きました。
高速で映し出されるマジレン達の動きがいいですね。
背中のマントのたなびく姿が、なかなかいい。
映画「Mr.インクレディブル」では、ヒーローがマントを付けるのは危険だと訴えていましたが、マジレンでは、なかなか効果的でいい(たまに、マントがボディにまとわり付いているのは、ちょっとアレだが)。
ロボット達が映るシーンは少なかったですが、なかなかいいんじゃないですか。
マジキングが帽子部分をクイッとあげる仕草が人間っぽい。
マジドラゴンのCGは秀逸だったし、マジレンジャーが巨大化した時の姿=マジマジンの人間っぽい動きや身長差の表現は見事。
魔法とロボット・メカは、相反する感じではあります。
しかし、SF作家のアーサー・C・クラークの「高度に発達した科学は魔法と区別がつかない」と云う有名な言葉もありますし、まあいいじゃないですか。
それに、バンダ(以下自主規制)。
曲は爽やかな感じですね。
アバレンジャーっぽい感じですが(どちらも岩崎貴文さん)。
京田誠一さんのアレンジは素人の私でも凄いと思った。
3年連続起用されるだけの事はあります。
CM明けは、小津家の朝食シーンから。
ここで、キャラの個性を紹介していますね。
やはり、長男・蒔人アニキがいいっすねえ。
“アニキ農場”と名付けた畑で収穫した野菜を使った“アニキサラダ”を紹介する際の濃ゆい表情がイイ!
土いじりの良さを熱く次男・翼へ語る姿が燃え。
そのうち、栄養満点の野菜をしぼって作ったジュース”兄貴汁”なんてのが出たらどうしよう(いや、ちょっと期待しているんだが)。
長女・芳香は起きたばかりで髪がちょっと立っているのが萌え。
芳香の「麗ちゃん、ドレッシングとって」「麗ちゃん、ジュースとって」「麗ちゃん、テレビつけて」の言葉に文句云わず従順に従う次女・麗にも萌え(お姉さんを芳香ちゃんと呼ぶんですね)。
優等生タイプ・しっかりした感じで、どっちがお姉さんだか分かりませんね。
芳香は、27歳・イケメン独身カメラマンに恋しているそうです。
恋多きキャラなので、そのうち、インフェルシアの一員が化けたイケメンに騙されるエピソードがありそうな予感。
麗に何でも頼んでばかりいて、恋多きキャラだと、ちょっと視聴者から嫌な顔をされそうなところですが、麗のやってくれた事にちゃんと「ありがとう」と云う所は好感が持てます。
まあそれに、白石美帆さん、宮地真緒さんに似た容姿なのも役得か(関西の番組をやってる時、白石美帆さんと間違えられ、週刊誌に撮られた事もあるとか)。
それに対して麗は、若い頃の奥菜恵さんを彷彿とさせるものがありますね。
デカレンジャーガールズが好評でしたが、今回も人気が出そうです。
次男・翼は、今ひとつキャラがはっきりしません。
長男と長女の台詞に突っ込み(文句)をする側なので、なかなかキャラを出しにくい。
翼が主役の時のエピソードに期待してみましょう。
なかなか分かりにくいのが、小津兄弟の年の順だと思います。
長男、長女とか書かれていても、誰が年長者で、誰が一番若いのか分かりにくい。
年は一番上が緑。以下、桃・青・黄・赤の順ようですよ。
麗が翼より年上なのは、ちょっと違和感を感じますけれどね。
ここでお母さん・深雪登場。
相変わらず綺麗ですね。
今日の月曜ミステリーにも出演しているような有名な人が、よく特撮に出たよなあと思いました。
まあけれど、デカレンでも石野真子さんが登場していたし、それがとても良かったので、今回も期待です。
来年あるであろうVシネマ「マジレンジャー VS デカレンジャー」では、デカスワンとマジマザーによる、世のお父様悩殺ダブル攻撃にも注目しましょう(お
渡辺梓さんの年齢で24歳の子供がいるのはあり得ない事なのですが、公式サイトでもそれは百も承知で依頼したようですね。
本人もやる気マンマンみたいですし、実際、映像的にも綺麗に映えてました。
マジマザーのパーソナルカラーであるホワイトに、とてもマッチした方です。
マジマザーが昔、NHK朝の連続テレビ小説「和っこの金メダル(平成元年10月2日〜2年3月31日)」の主役を演じていたのを知る人は、俺ひとりでいい・・・。
古めかしいテレビに三男・魁が映っていて、それに家族全員が驚くシーンは、何となく映画「魔女の宅急便」のクライマックス、飛行船事故のシーンを彷彿とさせますね。
魁が風船を取った後、地面へ落下するシーンのアクションは、まるでジャッキーチェンの「プロジェクトA」みたいで愉快。
けれど私はこの落下の際、偶然にも魔法の力が覚醒されるって云う方が、魔法戦隊らしくて良いと思ったのですが・・・。
第1話、何の予備知識無しに変身できたり、魔法・必殺技が使えたりするのには、どうも抵抗があります。
チビッ子は良いのかもしれませんが、大人になると、何かしら複線とか無いと素直に受け入れられないのが悲しいのではありますが・・・。
初代のゴレンジャーだって、確か変身前に特訓していましたよね?>オールドファン
その点、デカレンは上手かったですよね。
何せ警察と云う職業柄、既に変身出来てエキスパートなのは当たり前ですから。
あれは、無理やりな理由付けが無くて良かったです。
魁の無茶で猪突猛進な性格は、デカレンのバン譲りですね。
バンも最初、ちょっと弟キャラが入っていましたよね(後半、テツが入ってきて、その辺りは薄まったが)。
当初、この末っ子レッドと云うキャラは大丈夫なのかと思いましたが、第1話を映像を見ている限り「立派にレッドしているじゃん」と思いました。
家族全員が歩いているシーン(魁のサッカーボールを操るCGは違和感無いね)。
翼「弁償すればいいだろうが。あんな風船、幾らでも売っているだろ」
魁「違うんだよ、チィ兄。分かってねえな。あの子の風船は、あの風船なんだ」
翼「はあ?」
魁「(笑顔)」
真っ直ぐな性格は、あの兄弟の中で一番レッドらしいですよね。
「チィ兄(ちいにい)」と呼ぶところが、フジテレビのドラマ「ひとつ屋根の下」風味ですね。
そういやあのドラマも大家族兄弟の話しでしたっけ。
一番上のアニキを「あんちゃん」とは、流石に呼ばないか。
・・・でもアニキは、昔の江口洋介っぽいロンゲですね。
いきなり、冥獣トロルの登場。
おお、今回はファンタジー世界で有名なモンスターも登場するんですね。
確か後日、スライムも登場するらしい。
ドラクエとかだとスライムはザコキャラですが、本当は強いモンスターなんですよ。
奴に身体を飲み込まれたら、液体の体内で溺れ死んでしまいます。
ちなみに私が昔、テーブルトークRPGにハマッていてマスターを勤めていた時は、最初の冒険はゴブリンの洞窟がデフォルトでした。
弱いパーティーの初陣には無難なモンスターでしたから。
スライムなんてとんでもない・・・って、話しが脱線してしまった。
話しは戻して、トロル。
あの中途半端な大きさがリアルでしたね。
住宅より少し大きいぐらいの背。
ゆっくりと小津家族を追い詰めます。
超巨人よりも、あのぐらいの大きさの方がかえって怖いですね。
自分が生きている時代・景色にトロルがいたら、こんな感じなんだろうなあと臨場感と新鮮な驚き。
トロルと街並みと小津家族の合成が綺麗で、全く違和感が無いところに技術レベルの向上を感じましたよ。
仮面ライダー響鬼に登場する魔化魍(先週と来週)も、このぐらいの大きさの奴らですよね。
両作品とも今年は、こういうサイズの敵を沢山出して欲しいなあと思いました。
家族のピンチに母ちゃん、マジマザーに変身ですよ!
そりゃ、子供も驚くよな。
トロルが投げた日産マーチを魔法で消してしまったけれど、車の持ち主はその後、どうしたのかなあ。
盗まれたと慌てふためく姿が目に浮かぶ。
キグナス氷河並みの氷系魔法でトロルを瞬殺。
最後に「チェックメイト」と指を鳴らすのは、デカレンの「ゴッチュー」みたいでかっこいいですね。
マジレンジャーのメンバーは全員、戦いの際にこの「チェックメイト」と決め台詞を吐きます。
ちなみに、魁を演じている橋本淳さんは、ドラマ「ウォーターボーイズ2 http://www.fujitv.co.jp/waterboys2/cast.html」では、チェス愛好家を演じていました。
今思えば、その頃からチェックメイトしてたんだね。
・・・等と笑点みたいなオチを付けたところで次回へ続きます。
まだ放映から10分ぐらいしかレビューしていないんだよねえ。
本当に書き終える事が出来るのか?
次回の記事:マジレンジャー【Stage1・旅立ちの朝】2
http://kanzaki.sub.jp/archives/000569.html
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