仮面ライダー響鬼
放送日:2005年2月27日(日)
話数:第5話
サブタイトル:五之巻 熔ける海
脚本:きだつよし 大石真司
監督:坂本太郎
あらすじ:
“たちばな”で再会を果たしたヒビキと明日夢。
「大変な時期にとんでもないもん見せちゃって・・・」ヒビキと話すうちに勇気を得て「合格するまではヒビキさんに会わない」一度はそう誓った明日夢だが・・・。
その頃、“たちばな”に「斬鬼さんが魔化魍にやられた」との報が届く。
前回の記事:響鬼【四之巻・駆ける勢地郎】3
http://kanzaki.sub.jp/archives/000577.html
レビュー:
毎回、「僕、安達明日夢・・・」と云うナレーションから入るのですが、第2話、第3話は弾けたように明るい感じだったけれど、ヒビキさんに突き放されているんじゃないかと考えたり、受験の事で悩んだりと浮かないせいでしょうか、第4話の「僕、安達明日夢・・・」はトーンが暗かったです。
細かい演技をしているよなあと感心感心。
前回が丸くおさまったおかげで、今回のトーンは落ち着いた普通な感じでした。
オープニング曲「輝(かがやき)」の曲が変わりました!
女性のコーラスが加わったのです。
私はコーラスと云うとつい、「宇宙戦艦ヤマト」でイスカンダルについての解説をする際にバックで流れる曲を思い出しますよ(古っ)
月一回ペースで、何かしら楽器や声が加わっていくのでしょうかね?
これはなかなか面白い。
ある意味、ファミコンの名作「迷宮組曲」のボーナス面を思い出させます。
楽器ボックスをとると、音符取りボーナス面ヘ行けます。
ボーナス面では、下から飛び出てくる♪や♯などの音符を取って、取った数によってお金がもらえます。
進行に伴ってボーナステージのBGMが、だんだん楽器の音色が増えて派手になっていくの。
しかしあのゲーム、セーブ機能が無いので、クリアした人の数って少ないと思います。
キャストのテロップを見ますと、ついに今回から第2の鬼(視聴者の誰も”ライダー”と呼ばなくなったなあ)”イブキ”の名前があります。
誰も気づいていないかもしれませんが、明日夢の担任の先生「綾泰子」のテロップが今回から、「綾先生」に変わっていた事の方が気になったのは私だけでいい・・・。
先生は劇中では「あやや」と呼ばれているんですよね。
松浦亜弥・・・。
生徒同士が先生をさり気なくニックネームで呼び合うところとかが、とても自然でした。
まだ登場していませんが、イブキと一緒にオープニングやエンディングで登場している女の子の設定が分かりました。
天美あきらは猛士メンバーでイブキの弟子
既に2年に渡ってイブキに師事しており、
専用の鬼笛でディスクアニマルを使役する。
高校受験前の15歳
あれ? 魔化魍の亜種と云う設定はフェイクだったのか・・・。
弟子と云う事は、次世代の鬼となる候補達、猛士の中の「と」にあたる人物なのでしょうね。
鬼は必ずしも男性とは限らないと云う事になりますよね?(変身後はやはりフンドシなのか?!)
明日夢も同じようなポジションになるのでしょうかね?
でも、それはあまりやってほしく無いです。
エンディング曲「少年よ」の中に、
♪少年よ旅立つのなら、晴れた日に胸を張って‥‥
Hit the beat! Keep your beat!
心が震える場所、探して
Hit the beat! Keep your beat!
誰にも出来ない事、見つけ出せ
それが君のHIBIKI
とあるじゃないですか。
普通の生活の中で、明日夢しか出来ない何かを見つけ出して生きていく方が、見ている方としては感情移入できると思いますから。
もし、ヒビキさんの弟子となったとしても、響鬼のスタッフならば、良い方向へ料理してくれると期待しています。
♪出逢いはいつも 不思議なもんさ
さ・さ・さ・さ (笑)
さっそく再会 驚いた・・・と
ヒビキさんと明日夢が、夕焼けの川べりを並んで歩いています。
ひとみは明日夢の彼女なのか?とか、塾の事とか、何気ない会話が、本当に普通のテレビドラマのように・・・否、現実の日常会話のような感じでやりとりされていました。
二人とも演技が出来る人達なんですね。
明日夢は城南高校を受けるつもりだと云います。
城南と云うと、仮面ライダーストロンガーの主人公・城茂は、城南大学アメリカンフットボール部のキャプテンだと云う事を思い出しました。
仮面ライダーと「城南大学」は切っても切れない縁のようでして、1号・本郷猛、V3・風見志郎、真・風祭真、クウガ・五代雄介もみんな、「城南大学」でした。
ちなみにアギトに登場するギルス・葦原涼は、城北大学。
ライダー養成学校なのでしょうか?
城南高校は、それらの付属高校だったりして。
前から思っていたのですが、明日夢は一校しか受けないんですよね。
落ちて浪人したりする事を心配していないのでしょうか?
先生との進路面談の際、「もう少し数学とか”理科”とかで点取っておこうか?」とか云っていたし、都立高校みたいですね。
金銭面から考えれば都立一本も確かにありえる。
明日夢の家は母子家庭ですし、母親はタクシーの運転手ですから、手取りはせいぜい20万円行くか行かないかぐらいでしょう。
タクシー業界はボーナスを貰えるのは、一定の収入を上げている人のみ。
貰えたとしても普通は10万円行くか行かないかぐらい。
もし、旦那と離婚した場合ですと、相手から教育費をもらえるはずですが、最近は不況のあおりで支払ってくれない人もいるとか。
うちも母子家庭だから分かるのですが、母親の収入が少ないと、国から補助金を貰えます。
しかも、かなり貰えます。
その金額を知ると、働くのが馬鹿らしくなるほどです(子供達が成人するまでですけれどね)。
中途半端に収入があると、補助金が無いので生活が苦しくなります。
貧乏ならば、とことん貧乏な方が補助してもらえるのが実態です。
母子家庭の月の収入(働いて貰ったお金)が10万円以下の人達が多いのは、働く場所が無いと云う理由だけではないのです。
明日夢は塾にも通っているし、多分、家庭の金銭事情は厳しいと思います。
(第1話でコンビニで、おにぎり10個買っていたシーンがあったから、実は金持ち??)
もし、「家庭の生活事情を考え、明日夢は受験する学校を都立一本に絞った」と云う設定ならば、スタッフを感心してしまいます。
受験料って高いですからね(私立の場合)。
ヒビキさんは「城南」の名前を知りませんでした。
そういう学校関係の知識は無いみたい。
これは多分、10代の頃から鬼として活躍していたせいで、まともな学園生活と云うものを体験していないからではないでしょうか?
そう思うと、なんか切ない気もします。
ヒビキさんは、屋久島での出来事を謝りました。
これが、香須美に云っていた「フォロー」と云う事なのでしょう。
ヒビキさんと話す明日夢はある意味、恋する乙女みたいな感じでしたね。
憧れの大人に対して見つめる眼差しは、恋に近いのかもしれません。
黒い背景に「夢」「響」の文筆字が映り、「夢」の筆文字がどんどん大きくなっていくのが、明日夢の心を表現していて良かったです。
母親・郁子と明日夢の会話も自然ですよね。
本当の親子みたい。
息子って、母親に対して饒舌では無いし、視線を合わせて会話ってしませんよね。
母親の方が口数が多いものです。
明日夢が参考書を見ているのに気づき、郁子がテレビのスイッチをそっと消す動作とか、本当、日常生活にありそうな事をやっています。
家の中も本当に生活している感じがするし、本当、凝っているよなあ。
こういう日常的なドラマを映し、最後の10分足らずで急に「特撮!」になるギャップがいいですね。
ヒビキさんがコイン洗車場で、「不知火」を洗っているシーンがあるのですが、そんな時でも腰に「ディスクアニマル」を付けているんですね。
明日夢の勉強の日々、ヒビキの「鍛えてます!」と云う感じな日々が交互に映されます。
明日夢のカレンダーの2月14日には「バレンタインデー 目標3つ」とありますね。
机の上にあったチョコは誰からなのでしょうか?
ひとみ?
ちなみに、ヒビキさんも貰っていますね。
立花姉妹?
ヒビキさんは立花家で、虎皮の手帳を広げ、なにやらチェックしています。
びっしりと文字とイラストが書かれたページ。
「アミキリ」とか云う魔化魍みたいです(テレビの画面では”アユキリ”って見えるのですが、妖怪に”網切”と云うのがいますから、アミキリでしょう)。
イラストから、巨大なエビみたいな感じですね。
網切と云う妖怪は、洗濯物や蚊帳などを切るいたずら妖怪ですが、魔化魍バージョンはどんな性格なのでしょうね?
今回は、房総のバケガニ退治のお話しなのですが、ヒビキさんは過去に戦った事がありません。
だから、バケガニに近い形をしたアミキリを参照していたのでしょうか?
あれだけ細かく書いているところを見ますと、既にアミキリとは戦った事があるようだし。
・・・ん? バケガニと戦うのが決まったのは、斬鬼さんの負傷し、ザンキさんのような弦の使い手がいないので、守備範囲以外のヒビキさがピンチヒッターで戦う事に決まっていたからですよね?
そうすると、たまたま見ていただけ?
おやっさんこと勢地郎が、「猛士 関東支部シフト表」と云うものを見てうなっています。
威吹鬼(いぶき)
鋭鬼(えいき)
剛鬼(ごうき)
裁鬼(さばき)
斬鬼(ざんき)
勝鬼(しょうき)
弾鬼(だんき)
闘鬼(とうき)
蛮鬼(ばんき)
響鬼(ひびき)
吹雪鬼(ふぶき)
と云う鬼の名前が列記されています。
ここまでで11人。
ハ行以降の名前の鬼もいるでしょうから、11人+アルファは関東支部にいるようですね。
更に全国各地にいるのですから、今までのライダー作品の中で最多です(そういや劇場版555で、1万人ライダーをやったっけ)。
劇場版響鬼では、全員見る事が出来たらいいですね。
もちろん斬鬼さんは、この人で(お
シフト表を見ますと、3週働いて1週間休みのシフトのようです。
斬鬼さんは、休み明けの出勤(?)8日目に重症を負ったようですね(話しは2月15日のようですから)。
「うーむ、これ結構キテますね」とヒビキさん。
私がその立場だったら、もっと不満タラタラ云っていたかもしれません。
云わないところが大人なヒビキさん!
部屋の向こうで香須美さんが、きびだんごを丸めています。
公式サイトによると、安政3年(1856年)創業の老舗岡山の廣榮堂さんのきびだんごを取り寄せて使用しているそうです。
凄まじいまでのコダワリですね。
ちゃんと、手さばきもレクチャーを受けているそうです。
ヒビキさん、きびだんごをつまみ食いをしようとしたら香須美さんに手を叩かれ、ジッと睨まれます。
猫に睨まれたネズミのようにタジタジな表情のヒビキさん。
ヒビキさんが横にいる日菜佳さんに視線を移すと、ジッと横目で見られているのに気づき視線を外します。
何も言葉は無いのに話しがさり気なく展開している芝居が非常に良いですね。
この続きは、また次回へ。
次回の記事:響鬼【五之巻・熔ける海】2
http://kanzaki.sub.jp/archives/000586.html
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