●『一流の人をつくる 整える習慣』(小林 弘幸 著)より
じつは、私たちは「ほしい情報を探すため」に多大な時間を無駄にしています。
それだけでも十分もったいないのですが、その探している時間に、焦ったり、イライラしたり、不安になることで自律神経は乱れ放題になっています。
ぜひとも覚えておいてほしいのですが、自律神経というものは一度崩れると3〜4時間は戻りません。
つまり、一度イライラしてしまったら、その後の3時間はコンディションが崩れっぱなし。
血流が悪くなり、脳に十分な酸素とブドウ糖が送られないので、感情のコントロールは利かなくなり、集中力は低下し、判断力も悪くなります。
そんな最悪の状態にしないためにも、「ほしい情報はひと目でわかる」「すぐに取り出せる」という状態を日ごろからつくっておくことが肝心です。
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時間も奪われ、心も落ち着かない・・・最悪な状態ですよね。
これで仕事をこなすのは辛いです。
カバンの中を整理整頓する。
サイフの中を整理整頓する。
机の上を整理整頓する。
これらは、精神面にもプラスになっていたのですね。
すでに脳の体力が落ちて、何をするのも面倒くさいという状態になっている人は、小さなことでも、身のまわりの雑用を片付けることから始めると良いそうですよ。
毎日自分を小さく律することが、大きな困難にも負けない耐性を育てる・・・という面があります。
そういう意味でも、カバン・サイフ・机の整理整頓は良いですね。
前頭葉の指令を出し続ける力が落ちているときに大きな問題に取り組もうとしても、途中で面倒くさくなったり、辛さに耐えられなくなったりして挫折してしまいます。
自分の身近にある、少し面倒くさいと感じる問題を毎日少しずつ解決するようになると、さらにもっと上の仕事に取り組みやすくなりますよ。
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