●『1時間の仕事を15分で終わらせる』(清水久三子 著)より
【やる気は、後からついてくるもの。目の前のことを丁寧に始めることで気持ちが整い、徐々にやる気が芽生えてくる】
面倒な目の前の仕事に取り掛かるために、どのように気持ちを整えればいいのか?
私が実際にやっていることは、「出だしを丁寧にする」ことです。
たとえば、以下のようなものです。
・面倒な作業に取り掛かるときは、丁寧に「手順をノートに書く」
・あまり参加したくない会議では、初めに「笑顔で挨拶」をする
・緊張するプレゼンは、「自己紹介」を丁寧にする
・会社に行きたくないときは、「朝の身支度」を丁寧に行う 「頑張ろう!」「やる気だそう!」と無理やり自分を奮い立たせたり、やる気のない自分を責めるのをやめてみましょう。
少しだけ出だしを丁寧にすることで、徐々に気持ちが整ってきます。
「全部丁寧にやらなくては!」と考えると逆効果ですので、あくまでも出だしを丁寧にするという気持ちだけで十分です。
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【コメント】
素晴らしいキャリアを持ち、本を出版するような人でも、不安や緊張を抱えています。
誰だってそうなのですが、「世界で私が一番不幸」と思いがちです。
「出だしを丁寧にする」というのは良い方法ですね。
助走で心を落ち着かせる為に、心を無理やり抑え込むのではなく、行動によって安定させるのですね。
私の場合、出社したらやることの一つに、「今日やることを書き出す」というものがあります。
仕事関係の予定は「Outlook(Outlook.com)」でスケジュール管理をしています。
それでもあえて、手書きで書き出してみるのです。
この前までは、紙にペンで書き出していました。
今は、iPad Proとアップルペンシル2を使い、アプリ「Good note5」に取り込んだPdfカレンダーに書き込んでいます。
デジタルですが、アナログと同じやり方です。
紙のスケジュール用紙だと書ける枠が決まっており、そこへ小さく文字を書くのは大変です。
iPad上で行う場合、カレンダーを拡大すれば、かなりの文量を容易に書くことができます。
デジタルでもアナログでも、どっちでも良いのです。
とにかく、書き出すという目的ができれば。
書き出したところで実際は、それを日中に読み返すことはありません。
Outlookを見れば良いのですから。
目的は、心を落ち着かせ、仕事に取り組む姿勢を整えるためです。
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