2023年04月18日
清掃は点検なり
●『トヨタの片づけ (中経の文庫)』（（株）OJTソリューションズ 著）より）
トヨタには、「清掃は点検なり」という言葉があります。
徹底的な清掃で異常が見つかるのです。
工場で清掃することのメリットは、「発生するゴミや小さな汚れのなかから異常を発見する」ことにもあります。
だからこそ、時間や道具をしっかり確保し、清掃をしていくべきなのです。
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これは工場にかぎったことではありません。
日常的にオフィスやデスクまわりの片づけやそうじをすることで、「提出し忘れた書類」「処理していない仕事」が見つかることがあります。
たとえば、パソコンの中身の片づけをすれば、「メールの返信し忘れ」「締め切りが迫った書類作成」などに気づき、ミスやトラブルを未然に防ぐことができます。
清掃は、いつもと違った状況に気づき、問題を発見していくチャンスです。
さまざまな面で清掃は大事ですから、その労力を惜しむべきではありません。
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【コメント】
机の引き出しの中、パソコンのフォルダの中を定期的にチェックするのは良いことですよね。
特に机の中の書類は、物理的に場所を占拠しているのですから、使わないものは邪魔です。
そういった書類を処分する際、高確率で「これは本当に捨ててよいのか？」と迷うかと思います。
大抵、「また使うんじゃないか」「上司から急にその書類を求められるんじゃないか」と迷います。
私は書類を処分する際、スキャンしてPDFデータにしておきます。
これならば、捨ててしまっても内容は保存されているから安心です。
できればそれをEvernoteにアップロードしておくと便利です。
その紙に書かれた活字・手書き文字もOCR機能で文字として認識してくれます（多分、有料会員だけの機能かも）。
そうすれば、後日必要になった時も、検索してすぐに取り出せます。
さすがに殴り書きの文字は、OCR認識が難しい。
そんな時はアップロードしたノートのタイトルや本文冒頭に、アップロードした年月日時をキーボードで入力しておくと、日付から推測して探しやすくなります。
いろんな方法や思惑はあるかと思いますが、まめに紙の書類をPDF化するような習慣を身に着けておくと良いと思いますよ。