新潟県佐渡ヶ島には、映画館がありません(1984年で無くなりました)。
・今年4月2日、佐渡ヶ島にシネマカフェ「ガシマシネマ」がオープンしました。
・古い木造住宅を改修し、20席ほどのミニシアターを作りました。
・店には、古めかしい大きな映写機が2台飾られています。
35mmフィルムを投影する「カーボン式映写機」です。
1968年頃まで佐渡ヶ島の映画館にあったものを譲り受けました。
修理して再び上映することを考えているそうです。(オーナー堀田弥生さん)
●cafeガシマシネマ
http://gashimacinema.info/
・住所:〒952-1522 新潟県佐渡市相川上京町11
・日曜はシネマカフェ/平日はブックカフェ
・平日 10:00〜16:00、土曜 10:00〜
・月・火定休、日曜は映画鑑賞のお客のみ入場可能
・8月の上映作品は、モーガン・フリーマン×ダイアン・キートン『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』
●(関連記事)新潟県佐渡ヶ島には映画館がありません〜4月から佐渡ヶ島にシネマカフェ「ガシマシネマ」がオープンします
http://kanzaki.sub.jp/archives/003806.html
※※※
映写機で投影されたスクリーンで観る
↓
ビデオ・DVD・ブルーレイ再生機に繋げられたテレビで観る
↓
動画をスマホで観る
日常のなかで、作品鑑賞するスタイルは変わってきましたね。
正直、映画やドラマを観る機会が減ったのは事実。
そのくせ、スマホで作品とは呼べない数分程度の動画をダラダラ観てしまっているのも事実。
それでもやはり、映画館やテレビで視聴することをまったくやめたわけではありません。
日常で「特別感」を味わうのに、映画館が一番手っ取り早いと思っています。
次の日が休みの夜、仕事帰りにレイトショーで映画鑑賞するのがオススメ。
私の場合、コーヒーかビールをお供に鑑賞。
テレビやスマホだと、2時間の作品鑑賞は苦痛ですが、映画館ならば大丈夫。
途中で一時停止ができない環境へ強制的に身をおくほうが良いのかもしれません。
最近の映画作品は、その国の政治背景・生活環境などがわからないと、正確に理解できないものも出てきました。
それだけ多様な映画作品が、日本にいながら鑑賞できるようになった証拠だと思います。
そういう作品は、シネマカフェ「ガシマシネマ」のような場所で鑑賞する方が良いかもしれません。
そうすれば、鑑賞後に教えてくれる他のお客様やスタッフと出会えるかもしれませんから。
映画を通した交流というのも悪くありませんね。
※※※
(「シグナル〜月曜日のルカ〜」にて何度も登場した映写室です。実際に使われている本物です。許可を得て撮影させていただきました。もう5年ぐらい前です)
映画館「高田世界館」は、明治四十四年(1911年)に出来たもので、全国でも最古級の映画館として現役稼働中です。
●高田世界館【公式サイト】 _ 今年で106歳!現存する日本最古級の映画館。明治期の洋館の佇まいやレトロな映写室が見所です。@新潟県上越市
http://www.baba-law.jp/sekaikan/
●三根 梓(みね あずさ)さん主演映画「シグナル〜月曜日のルカ〜」の感想〜ロケ地として使われた映画館「高田世界館(新潟県上越市)」で観てきたレポート【1】
http://kanzaki.sub.jp/archives/002717.html
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