2019年02月26日

もう競争には参加しなくていいと思えることが重要になってくる〜50歳からの孤独入門(齋藤孝)(1)

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●50歳からの孤独入門 (朝日新書) _ 齋藤 孝 _本 _ 通販 _ Amazon
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45歳を過ぎる頃、はたと気がつくことがある。昔みたいに仕事や遊びが面白くない。体力もなくなってきた。
そして50歳を迎えたとき、誰もがこうつぶやく。「もう楽しいことは終わりか。人生、なんだかなあ」……。
「いよいよ人生後半戦」という覚悟を迫られる50歳。後悔の念や喪失の不安と、いかに折り合いをつけられるか? やがて訪れる「孤独」をどのように受け止めればよいか?
会社での仕事は頭打ちになり、家庭でも親の介護や子どもの教育に問題発生――そんな危機の世代に贈る、齋藤流「後半生を幸福に過ごすメソッド」!

齋藤孝さんの本を買って読んでみました。


私はまだ50歳ではありません。
人生100年という言葉もありますし、その折り返しで人はどうあるべきなのか、その心構えに興味があったからです。



・もう競争には参加しなくていいと思えることが重要になってくる。


・出典不明:
「50歳になったときの預金通帳が、あなたのこれまでの人生の通知表です」
さらに身も蓋ももないことに、「そこからものすごく資産が増えることはありません」
たいていの勝負はもう終わっていると考えたほうがいい。


・もう50歳になったのだから、人をうらやましいと思う気持ちを捨てればどんなに楽かということに気づく。


・50歳を過ぎると、アイデンティティを失うことなく、プライドと折り合いをつけて生きることが、何より重要になってくる。


・50歳になったら、もう他人からの承認は必要としなくていい。
必要なら、それはもう自分でする。
40歳でも「いい年して」なのだから、50歳ともなると本当に「いい年」なのだから。


・恨みや名残などの心の傷は、「時間の治癒力」に頼るしかない。
その治癒力を最大限に発揮させる方法がある。
意識して時間をとにかく早く回す。
単純に言えば、とにかくたくさんの予定を詰め込む。


・50歳以降は、あえて社交を断つような人間ぎらいでもかまわない。
しかし、自分の魂を震わせてくれるような何かに、意識的に触れていく必要がある。


・孤独への特効薬は、なんといっても読書。
読者は一人でやるものだから、一人の時間が多いほどありがたい。
おすすめしたいのは、自分のタイプに合う人生のモデルを見つけること。



50歳には50歳なりの「戦わない戦い方」があるようです。
30歳・40歳でも、その心構えは有効だと思います。


【次回の記事】
「自分はもう、恋愛の対象にはされない存在なんだな。モテようとしても無駄だな」と考えると楽になる〜50歳からの孤独入門(齋藤孝)(2)

http://kanzaki.sub.jp/archives/004266.html

Posted by kanzaki at 07:08
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