2016年08月10日

葬儀や法要で、インターネットを使った僧侶派遣サービスがあり、利用者が増えています〜アマゾンで手配できる「お坊さん便」など

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・葬儀や法要で、インターネットを使った僧侶派遣サービスがあり、利用者が増えています。
アマゾン経由で申し込みできる「お坊さん便」や、「小さなお葬式」の「てらくる」などがあります。


●Amazon|[お坊さん便] 法事法要手配チケット (移動なし)|位牌 オンライン通販(35,000円)
https://www.amazon.co.jp/dp/B018HVTRXO/


●法事・法要のお布施3.5万円 定額僧侶手配・紹介ならお坊さん便
http://obousan.minrevi.jp/


●法事・法要なら「てらくる」(45,000円)
http://www.osohshiki.jp/terakuru/


・料金が定額で明確、かつ安いです(3万5千円など)。


・利用者が増えている理由は、「寺離れ」と分かりやすい料金設定。


※※※


「お坊さん便」はアマゾンに「出品」されているので、とても多くのカスタマーレビューを読むことができて参考になりますよ。
賛否両論、共になるほどと思いました。


普通に暮らしていたら、葬儀のことなんて普通は分かりません。
都会ならば、ますます寺との関係も希薄でしょう。
こういうサービスが出てくるのも当然の成り行きです。


「家族葬」が普及しています。
従来、「密葬」と呼ばれていたもので、家族だけで行う葬儀です。
多くの死者が高齢での大往生で、家族や親族以外に参列者がいないのですから、家族葬で十分という考えもあります。


家族葬の一番シンプルな方法が、「直葬」です。
直葬とは、通夜もやらず、遺体を火葬場へ直接運び、火葬しておしまいというものです。
僧侶を呼ばないこともあります。
直葬は限りなく遺体処理に近いのですが、医療や介護でお金を使ってしまい、葬儀にお金をかけられない経済事情もあります。


すでに大半は家族葬が占めており、関東圏では直葬が5割以上という調査結果もあります。


私は、自分の葬儀なんて正直どうでもいいです。
たいした生き方もしていませんし、野垂れ死んだらそれまででいい。
私が死ぬときは、どうせ見送る人もいませんし。
認知症で分別がわからなくなる前に、弁護士に資産の整理については依頼しておこうと思っています。



●1年間に120万人以上が死亡しているのに、それだけ多くのお葬式が行われているという実感がない理由
http://kanzaki.sub.jp/archives/002850.html


●関東圏では「直葬(ちょくそう)」が5割以上らしい〜経済事情と死の高齢化によって、シンプルな家族葬と直葬が普及
http://kanzaki.sub.jp/archives/002870.html


●新潟県上越市は、「通夜」よりも「葬儀」の方が参列者が多い
http://kanzaki.sub.jp/archives/003594.html

Posted by kanzaki at 23:56
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