●道をひらく(著:松下 幸之助)より
※くふうする生活
とにかく考えてみること、くふうしてみること、そしてやってみること。
失敗すればやりなおせばいい。やりなおしてダメなら、もう一度くふうし、もう一度やりなおせばいい。
やってみれば、そこに新しいくふうの道もつく。
失敗することを恐れるよりも、生活にくふうのないことを恐れた方がいい。
おたがいにもう一度考え直そう。
きのうと同じことをきょうは繰り返すまい。
どんな小さなことでもいい。どんなわずかなことでもいい。
きのうと同じことをきょうは繰り返すまい。
多くの人びとの、このわずかなくふうの 累積 が、大きな繁栄を生み出すのである。
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【コメント】
日本の人事考課(人事評価)はあいまいです。
上司から見た部下の行動を「ふんわり」と数値化します。
そして、厳罰に関しては、「しっかり」とマイナス評価します。
令和の時代、「失敗を恐れるな」というのは、なかなか相手には言えません。
個人単位での改善ならば日々、模索しながら進めることができます。
(これが案外、楽しい)
けれど、人事考課には結びつきにくいですよね。
やりがい搾取が常態化した今、減点方式の評価ならば、失敗から距離を置くようにしたいと考えるのも、ごく普通のことでしょう。
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