●ひとつ上の思考力(著:安澤 武郎)より
ここまで「挑戦により進化する」ための2通りの踏み出し方を見てきました。
そのポイントは、以下の3点です。
・「解決すべき問題(=出すべき成果)」をしっかり特定した上で、要素に分解する。
それによって的外れになることを予防する。
・全体像が描けていないうちは、範囲を決めて一つひとつピースを増やしていく。
・腕が上がってきたら、要素を細分化し、ボトルネックに的を絞って解決を試みる。
この「新たな挑戦」をやりきったとき、新しい成果と学びを得て進化していけるのです。
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●東大教養学部「考える力」の教室(著:宮澤 正憲)より
仕事の現場は、「正解のない問い」にあふれているのです。
しかも、「1人で成立する仕事」が極めて少ないのが実情です。
仕事とは、「『正解のない問い』に『共に挑む』」ことが常に求められているのです。
「最近の若い社員はすぐに『僕は何したらいいですか?』と聞いてくる」 といった声を聞くことが多いですが、これまでの学校教育を通して「『正解のある問い』に『1人で』挑む」ことばかり求められてきたわけですから、社会にでて困惑するのも当然です。
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【コメント】
仕事の多くは、「正解のない問い」を解決することです。
過去の事例を検索しただけでは導けないことも多いでしょう。
だからこそ私達は今、思考力・考える力を学ぶ必要があるのです。
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