2025年05月20日

分解するクセをつける

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●小さく分けて考える 「悩む時間」と「無駄な頑張り」を80%減らす分解思考(著:菅原 健一)より


様々なプロジェクトに携わるうちに、うまくいく時と、うまくいかない時の共通点が見えてきました。  
それは何かというと、正しい目的・目標にするために、 目的・目標を「分解」しているかどうか、 ということです。


悩んでいるのは、現象が大きすぎたり複雑だから。「大きい」ということは漠然としているということですし、「複雑」ということは複数の要素が複雑に絡み合っているということです。

それを「分解」すれば、物事が具体的になったり、手をつけやすい内容になったり、より明確になったりします。
そして問題や課題となる要素が見つかったら、あとは優先順位をつけて解決していくだけなのです。

「よりよい選択肢を選んで、効率的に価値の高い仕事をするのか」
「頑張り続けて、目の前のことから抜けられなくなるのか」  
この差は、「分解して大切なことに取り組むクセがあるか否か」だけです。  


今からでも誰でもできる考え方ですので、ぜひ、身につけていただけたらと思います。


※※※※※


【コメント】


シンプルだけれど、これが事実です。
分解するクセをつけることで、漠然とした恐怖心と戦うこともできます。
私のこの数年は、これの連続だったように思います。


問題解決そのものも、この形で進めるのがベストですが、自分の心を守るうえでもとても有効ですよ。

Posted by kanzaki at 2025年05月20日 07:00