●AI分析でわかった トップ5%社員の時間術 トップ5%シリーズ(著:越川慎司)より
これだけ変化が激しいと、2年後や3年後、自分がどうなっているかなどわかりません。
豊富な資金と豊富な人員がある大企業ですら、未来を的確に予測することはできず、計画通りにいかないことだらけです。
世界的大企業の事例からもわかるように、 将来のことを考えても、何が起こるかわからないので、未来に不安を感じる時間は無駄だと考え、切り捨てましょう。
予測し得る準備はすべきですが、5%社員も「悩んだり心配したりする時間が活かされる可能性は低い」と発言していました。
5%社員は、長期的な目標など考えてもわからないから、 今やることに集中することが最大の準備につながる と、捉えているのです。
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※「時間管理 何から始めればいいか迷ったときは 金曜日に「大きな仕事」を 2つ書き出す」
最短距離の仕事を実現するには、「時間削減」ではなく、「何をするのか」を考えるようにしましょう。
そのためにまずは、成果につながる最大の仕事を見つけ出し、最優先させることです。
「ビッグロックの法則」というものがあります。
入れ物に小さな石と大きな岩をランダムに入れていったら大きな岩が入らなくなるので、先に大きな岩を入れてから、小さい石を入れていく、という手法です。
大きな仕事(ビッグロック) を最優先して時間割を決め、残りの時間で細かいタスクを詰めていくと最短距離で成果を出せます。
5%社員は、このプロセスを実現するために、金曜日に「一週間で最も重要な2つのタスク」をメモしていました。
休み前の金曜日の午後に 15 分程度の内省をする習慣があり、直近一週間の予定を振り返っていました。
その内省タイムでは、成果につながらなかったタスクの抽出に加えて、成果を出し続けるために取りかかるべき「重要タスク」を見つけ出していたのです。
ビッグロックがなぜ2つなのか(少ないのか)を複数の5%社員に尋ねたところ、「 コンスタントに行動改善するため」「 行動ハードルを上げないため」との回答が返ってきました。
ビッグロックを書き出すのが金曜日なのかも確認したところ、「 月曜に気持ちよく出社するため」「 月曜の初動を早めるため」と教えてくれました。
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【コメント】
仕事が積み上がってしまう。
理由は、いくつかあるでしょう。
・丁寧だけれど、それ故に仕事が遅い。
・すべて自分で仕事を抱えすぎて、まわりに任せない。
・細かい目の前の仕事を優先してしまい(責任感があるから)、本当にやりたかった仕事を夕方から始める。
そういう状況に追い込んでしまったのは、本人より上司が原因です。
常態化してしまう人が多い環境ならば、会社を辞めた方が良いでしょう。
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それでも、コンスタントにその積みを減らしたいならば、上記の手段は有効です。
まずは、大きなもの(重要なもの)をやっつける。
目処が立ってくると、精神的にも落ち着けますよ。
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