2025年04月28日
「振り返りの時間」 を持つ
●AI分析でわかった トップ5％リーダーの習慣 トップ5%シリーズ(著：越川慎司）より
変化が激しい時代は、「振り返りの時間」 がどれだけ確保できるかが、企業も個人も勝負になります。
思考停止して成果と変化に気づかず、進化が止まってしまうからです。
トップ５％リーダーが実践している内省（リフレクション） は、間違いやミスだけにスポットを当てるのではなく、 俯瞰的な視点で振り返って客観的に自分の行動を見つめること です。
客観的な立場のリーダーがメンバーに問いかけることで深く考えさせるのです。
今後より一層の効果をもたらすために、 未来志向 で振り返るのが内省の特徴です。
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気づきをもとに仮説を作り、それを検証していくサイクル が身につくのです。
これが 行動変容の仕組み です。
はじめは 小さな一歩（ライト・フットプリント） によって変化を実感し、その手応えをもとに次の改善につなげていけば行動変容は定着します。
「１ｏｎ１における５ルール」 を決めて浸透させました。
�� 自分が話すのではなく、メンバーに７割話させてしっかり聴く
�◆屬覆次�」の連続質問は禁止に
�� 間違いや失敗を指摘するのではなく、その発生原因を一緒に考える
�� 一緒に内省（リフレクション） し、自分も行動実験を行う
�� 行動実験後は、一緒に内省（リフレクション） する
特に �� の リフレクション で効果が出ました。
「もっとスムーズに進められた仕事」「やらなくてもよかった仕事」「他の人に任せればよかった仕事」が見えてきました。
リフレクションを行った日から、それを少しずつ改善していけばいいのです。
そこで、ある製造業のクライアントに「毎週金曜午後３時から全員 15 分のリフレクションを行う」 というルールを決めて、まず３ヶ月試行してみました。
内省した内容の報告義務はなく、 ただカレンダーアプリや手帳に記載されたその週のスケジュールを見るだけ です。
一回のリフレクションで、 １日 10 分の無駄が発見できれば、月に３時間半も時間削減 ができます。
この週１回のリフレクションを３ヶ月実施した製造業のクライアントでは、前年同期比で 18％もの時間の残業が減りました。
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【コメント】
振り返りはとても大切だと思います。
実際、私も週末に行っています。
また、大きなプロジェクトが終わった際にも振り返っています。
振り返りといっても、単に書類を眺めるだけではありません。
エクセルの表に、日時(2025/04/28 14:00)と実際に行った内容(〇〇用に●●の分析データ作成)を一行ずつ記入します。
それらを時系列で縦に列記していきます。
そうすることで全体像を把握できるし、それぞれに費やした作業時間も分かります。
また、似たような案件が今後発生した場合、ToDoリストにもなります。
これを作成できる前提として、日々、行動記録をとることが大切になります。
最初は億劫かもしれませんが、将来の自分が同じような事を再度行う際、迷うことなく仕事ができます。
日々の行動記録をEvernoteやNotionに書くのも良いでしょうし、ワードやエクセルでも良いです。
手書きの場合はスキャンしてデータ化すれば良いです。