●1分間菜根譚 差がつく実学教養(4) (1分間名著シリーズ)(著:洪 自誠、齋藤 孝)より
※『菜根譚』(さいこんたん):
中国明代の洪自誠によって書かれたとされる、人生の教訓をまとめた書物。
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original
怒火 慾 水 の 正に 騰 沸 するの 処 に当たりて、明々に知得し、また明々に 犯 着 す。
知る 的 は 是 れ誰ぞ、犯す的は是れ誰ぞ。
此 の処 能 く猛然として念を転ずれば、 邪魔 便 ち 真 君 とならん。
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大切な自己修養に、怒りのコントロールがあります。
怒りには不快、激怒、怨み、反抗心、嫉妬など多くのマイナス感情が含まれ、抑制できれば君子といってよいでしょう。
「烈火のような怒りと洪水のような欲情が沸き立った時に、我が心にはそれとはっきり知っていて、また知っていながらつい犯してしまう。
この時、そのはっきりと知る者は誰であるのか、また知っていながら犯してしまうものは誰であるのか。
ここで 忽然として思い返すことができれば、その邪悪な魔性のものは退散して、たちまち良心が現れてくる」
ざっくりいえば、怒りにとらわれそうになったら一歩下がり、自分の心と冷静に対話すればいいということです。
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一歩下がる方法については、自己啓発作家デール・カーネギーが二つの提案をしています。
一つは人を非難したい衝動に駆られたら、手紙(今ならメール)を書いて送らずに手元に置き、二、三日後に読み返すことです。怒りは収まり、自分を冷静に見つめ直せるでしょう。
もう一つは、目の前の相手に 癇癪 を起こしそうになった時、五分間口を閉じることです。
たいていの怒りは五分もすれば通り過ぎますから、落ち着いて対処できます。
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【コメント】
怒ると、その場で感情のまま口走ってしまいがちです。
私の場合は、トイレへ行ってしまいます。
まずはその場から離れる。
離れてしまえば、相手と口論にはなりません。
その場から離れられない場合は、本当にそこから戦いですよね。
いかに失言を抑えられるか。
失言で相手との関係を壊すと、修復が難しいですよね。
感情を言葉に出来るのは素晴らしいこと。
しかし、怒っている場合は、マイナスなことに作用してしまうので注意が必要です。
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