2025年11月01日
[ 生活('20〜) ]
知行合一（ちこうごういつ）〜知ることと行なうことは同じであり、行なわないのは知らないこと
●14歳からの「論語」(著：ヤギ ワタル、齋藤 孝）より
論の 篤きに是れ 与すれば、君子者か、 色 荘 者 か。
（先進第十一）
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「言論がもっともだというだけで評価していたのでは、その人が本当に心と口が一致している君子なのか、口だけの人間なのかはわからない」。
孔子が君子に求めたのは巧みな弁舌ではなく、あくまで実行でした。
孔子の時代から二千年以上も下った 明代の儒学者・王陽明 が主張した「知行合一」は、幕末の志士にも大きな影響を与えました。
知ることと行なうことは同じであり、行なわないのは知らないことと同じだ という考えです。
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知行合一は 「君子は、自分の主張をまず行動で表し、その後に主張を言葉にするものだ（先ず其の言を行ない、而して後にこれに従う）」〈為政第二〉という孔子の言葉が元だとされています。
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【コメント】
「知行合一（ちこうごういつ）」とは、「知ること」と「行うこと」は一体であり、実践が伴って初めて真の知識となるという考え方です。
これは、中国明代の儒学者である王陽明（おうようめい）が唱えた陽明学の重要な理念です。
知識だけがあっても、行動が伴わなければそれはまだ本当の意味で「知った」ことにならないという教えです。
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現代ですと例えば、資格を取得しても仕事に活かせなければ、あまり意味がないということでしょうかね。
長年働いていて思うのは、「実行した奴が強い。即実行した奴はもっと強い」です。