●1分間論語 差がつく実学教養(6) (1分間名著シリーズ)(著:孔子、齋藤 孝)より
original
其れ恕か。
己れの欲せざる所、 人に施すこと勿かれ。
--------------
子貢が「ただ一つの言葉だけで一生行なう価値のあるものはありますか」と孔子に尋ねました。
いわば座右の銘についての質問です。
孔子はこう答えました。
「それは恕(じょ)だね。
思いやりということだ。
自分がされたくないことは、人にもしないように」
処世の九九%は人間関係です。
「信頼できるのか」「気が合うか」「敵か味方か」「利害関係は?」
などと複雑になっていく 人間関係の中で、唯一ブレない方針があるとしたら、それは「思いやり」というのが孔子の答えだったのです。
※※※※※
【コメント】
学校で習ったこの言葉は、何故か今も記憶に残っています。
それなりに自分の生き方に影響を及ぼしているのかなと思います。
仕事をしていると、それとは真逆な場面に出くわすことも多いです。
矛盾だらけ。
しかし、だからといって心の根を腐らせる必要はない。
思いやりという言葉を理解している人は、やはり多いものです。
まずはこちらが、そういう誠意を示す。
ちゃんと反応してくれる人は必ずいるものです。
世の中を信じたい。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 |