2025年07月23日

ルース・ベネディクト 『菊と刀』〜「西洋は罪の文化であり、日本人は恥の文化である」

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(NIPCOM 第16回プラモデル展示会より)

●古典が最強のビジネスエリートをつくる(著:齋藤 孝)より


※ルース・ベネディクト 『菊と刀』


『菊と刀』は、アメリカ人であるベネディクトが、日本の文化を分析した作品です。
最初の出版が一九四六年ですが、調査したのは戦争の最中です。
交戦中に、日本及び日本人を徹底的に分析し、日本人の行動や価値観を全体的にとらえている本です。

有名な「西洋は罪の文化であり、日本人は恥の文化である」ということが説かれています。
また、日本には絶対的な神はいないことについても触れている。
西洋の文化とのはっきりした違いを解説しています。

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戦争中の日本人は、アメリカ人の文化や社会を分析し、その価値観を調べ、戦況などに生かす所までは行きついていなかった。

相手は戦争している最中から、戦後にどんなふうに占領をやればうまくいくかを考えていた。
『菊と刀』は、そういう意味で、日米の総合的な国力の違いを感じさせる本です。

『菊と刀』から学ぶべきは、独りよがりにならず、相手をきちんと分析し、研究することの重要性です。

いろいろ見ると、日本人に今必要なのはやはり分析力です。


相手を知って戦うという観点で言うと、『菊と刀』は日本人の戦時中における余裕のなさと対照的です。

敵は日本人を理解し、占領後に日本人を、言わば、思うがままに操作しようとする恐るべき支配力を持っていました。

『菊と刀』の時代と同じく、今も厳しく、国際的に、言わば食うか食われるかの世界に生きていることを読者に気づかせてくれます。


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【コメント】


確か孫子の「兵法」も、敵に勝つためには分析力が重要みたいなことを書いてありますね。


真正面から戦うと、仮に勝っても自軍は疲弊し、多大な損害があります。
相手も当然、被害甚大。
せっかく相手から領土を奪えても、復興するのに金と時間を費やします。


だから、相手の裏をかいて奇襲したりします。


今の我々も日々、仕事という「戦」をしています。
先の事を考えながら眼の前の事をこなしていかないと、いずれ行き止まりになって詰んでしまいますよ。

Posted by kanzaki at 2025年07月23日 07:05