●子どもが心配 人として大事な三つの力 (著:養老 孟司)より
どうすれば自分を正しく知る力を養うことができるのか。
効果的なのはグループワークですね。
数人のグループで互いを観察していると、だんだん自分がどんな人間であるかがわかってくる。
繰り返すうちに、自分のなかに「人を見て自分を知る」仕組みが構築されていくはずです。
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この間会った禅宗のお坊さんは、「仏教には、自分なんかありません」と言っていました。
日本では、明治維新以後に急に自分という存在が表面に出てきた感があります。
これは一神教の世界の影響かもしれないと思い至りました。
裁く「最後の審判」というのがあって、(中略)すべての行動を背負っている「自分」が存在していなければならない。そうでないと、審判が受けられないからです。
生きている間はずっと、「自分とは何者であるか、何を考え、何をなすべきか」を考えざるをえないんですね。
本当は、自分のことなんかあんまり考えないほうが、ハッピーでいられるような気もします。
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【コメント】
「自分という存在が表面に出てきた感がある」
主張ばかりするようになりましたね。
「〜ハラスメント」が多岐にわたって増えたのも、それが原因かも。
その割には、未知の世界へ自分から積極的に歩みだし、自力でなんとか模索しながら実行していくというのは少なくなっているような。
だから、サポートする人やマニュアルが無いと何もできない。
仕事が高度化・高速化してきたのも要因の一つではあります。
それに耐えられない人 がいた場合、周りはそれをフォローする余裕もありません。
ギスギスしてきますから、余計、いろんなことが悪化していく。
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自分を知るというのと、自分を主張するのは、ちょっと違う。
ちゃんと自分を知っている人は、他者から面倒くさいと思われるような主張はしないように思います。
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