(NIPCOM 第16回プラモデル展示会より)
●超約版 論語と算盤(著:渋沢 栄一、渋澤 健)より
現代の人の多くは、ただ成功とか失敗とかいうことのみを眼中に置いて、それよりももっと大切な「天地間の道理」を見ていない。
知者はみずから運命をつくるというが、運命のみが人生を支配するものではない。
そこに知恵が伴って、初めて運命を 拓くことができるのだ。
人生の道筋はさまざまで、善人が悪人に負けたように見えることもある。
しかし長い目で見れば善悪の差ははっきりと結果として表れる。
成功や失敗の善し悪しを論ずるよりも、まず誠実に努力することだ。
そうすれば公平無私なる天は、かならずその人に幸運を与え、運命が拓くように仕向けてくれるのである。
一時の成功や失敗は、長い人生における 泡沫 のようなものである。
ところが、この泡沫にあこがれて、目前の成敗を論ずる者が多いようでは、国家の発達進歩も思いやられる。
成功など、なすべきことを果たした結果生まれた 糟粕 にすぎないのだから、気にする必要などないのである。
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●監訳者からのアドバイス
つねに誠実に行動して運命を開拓すればいいということです。
つまずいたら、今の力が足りなかったということでリセットして、また挑戦すればいい。
そうすればいつかは幸運がくる。失敗や成功は目先の金銭で判断するものではありません。
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【コメント】
裏ルートを使って切り抜け続けるような人生って、スカスカですよね。
そういう生き方はお断りです。
誠実に生きるのは、最近の私のテーマの一つです。
誠実にやっていても、失敗するときがあります。
その時は反動で、不真面目な人よりダメージが大きくなります。
そういう人はどうしても、0か100になりがち。
そういうときこそ心を落ち着かせなければいけません。
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