(NIPCOM 第16回プラモデル展示会より)
●古典が最強のビジネスエリートをつくる(著:齋藤 孝)より
※新渡戸稲造 『武士道』
(wiki)
『武士道』(ぶしどう、英語: Bushido: The Soul of Japan)は、1899年に刊行された新渡戸稲造による著書。
日本の武士道を欧米に紹介する目的で英語で書かれ、アメリカ合衆国で出版された。
思想家・教育家として著名な新渡戸が、日本人の道徳観の核心となっている「武士道」について、西欧の哲学と対比しながら、日本人の心のよりどころを世界に向けて解説した著作で、新渡戸自身の代表作となっている。
内村鑑三の『代表的日本人』、岡倉天心の『茶の本』と並んで、明治期に日本人が英語で書いた著書として重要である。
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『武士道』は、新渡戸稲造の名著です。
この中で、大事な言葉は「義」です。
「義は武士の 掟 中最も厳格なる教訓である。
武士にとりて卑劣なる行動、曲りたる振舞いほど忌むべきものはない」
という言葉があります。
自分自身を節して、そして義を通す。
「義」というのは訓読みで「ただしい」と読みます。
義を通すという意味で 義 しい生き方を武士は第一とした。
やはり義理の本来の意味は、義務にほかならないということです。
義務を、ただ義務としてやらなければいけない、と思っている人と、武士はどう違うか。
武士は「義」が体の中心を通っているので、その義務が嫌だとか、義務だからむなしいという感性がそもそもない。
「これこそが自分の生きがいである」とか、そういうことをつべこべ言う意味がないのです。
中心に「義」の意識があると、もしかしたら、かえって生きやすいのかもしれないと感じます。
武士たちが鬱病で悩んでいたケースは少ないように思います。
「義」がしっかり自分の倫理として根付いていると、かえってストレスが少ないのではないでしょうか。
ストレスをすごく感じている人ほど、「義」というものを重んぜよ、ということです。
義しさ(ただしさ)というのは、自分が考える正しさでは必ずしもありません。
そうではなく、適切な意味で、その時々で正しいとされていることです。
自分が今までやってきたこと、自分のやりたいことを殺すことにもなるかもしれませんが、もっと大きな「義」のために生きていくことを全員でやる。
すると、みんなで船を漕いでいるようになる。
義の 櫂 で船を漕ぐように、社会が動いていったのですね。
精神的な鬱傾向が増えている現在を考えると、もう一度見直す価値があるのではないかと思います。
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【コメント】
⭕️武士は「義」が体の中心を通っているので、その義務が嫌だとか、義務だからむなしいという感性がそもそもない。
⭕️「これこそが自分の生きがいである」とか、そういうことをつべこべ言う意味がないのです。
メンタルの弱い私は、仕事に取り組む際にこういう心構えでいけばよいのかもしれませんね。
下手に自分を出そうとしても、それは端から見れば単なるわがままで子どもです。
一度、自分が武士にでもなったかのように演じて働いてみればよいのかもしれませんね。
細かいことはわからないけれど、時代劇に出てくる武士を自分なりに演じてみる。
立ちふるまいを整える。
武士という仮面をかぶることで、嫌なことを素の自分へ直接降りかからないようにする効果もありそうです。
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