(NIPCOM 第16回プラモデル展示会より)
●1分間武士道 (1分間名著シリーズ)(著:新渡戸 稲造、齋藤 孝)より
summary
義理は堕落し、あれこれ説明したり、是認したりする時の漠然とした判断基準となった。 (義)
-------------
「義理は時を経るごとに堕落し、あれこれのことを説明したり、是認したりする時に呼び出される漠然とした判断基準となった」
と新渡戸は述べています。
武士の七徳の「義」から派生した言葉に、義理と義務があります。
義務は「しなければならない正しい道理」であり、単純明快です。
義理には「あの人には義理があるから断りにくいなあ」というような負い目がからみます。
新渡戸は、義理は本来は正しい道理だったが、いつしか、相手に対するある種の負い目や、世間が期待しているという 曖昧 な義務感に変質したと考えていました。
義理は不当な行為を正当化する時や、相手に無理無法を強いる時に便利に使える言葉にもなりました。
義理は使い方一つで 詭弁 の道具にもなるのです。
-------------
この章を次の言葉で締めくくっています。
私たち現代人も義理に囲まれており、戒めにもなる言葉です。
「もし正しい勇気の感覚、損なことでもあえて行い…耐え忍ぶ精神が武士道になかったならば、義理はたやすく臆病者の巣になったことだろう」
※※※※※
【コメント】
義理という言葉が、とても重くのしかかり負担になっていますよね。
これは現代だけではなかったのですね。
義理を理由に悪い方向や、どう考えてもおかしい事を無理強いしてくる人がいるものです。
なるべく距離を置きたいものです。
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | |||||
| 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
| 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
| 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
| 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
| 31 |