京都市の仏光寺。
月ごとに8行の標語を門前に掲げています。
平易な言葉で、生きるヒントを届ける内容となっています。
ツイッターの投稿で話題になりました。
毎月、男女8人の僧侶が知恵を出しあい、8行に思いをこめます。
※
お坊さんといえど、現代に生きる普通の人です。
悩みも、ネガティブな感情もあります。
そんな普通の感情と、平易な言葉が、かえって良いのではないでしょうかね。
最近になって思うことは、やはり起点は「自分の心」だということ。
心が良くなれば、家族に優しくなれる。
家族に優しくなれば、職場で優しくなれる。
職場で優しくなれば、社会で優しくなれる。
そうやって優しさが広がれば、やがて国単位、世界単位で優しくなれるのかも。
理想論ではありますが、流れに矛盾はありません。
職場だけいい顔をして、家に帰ったら家族に八つ当たりしているようでは、やはり駄目。
それはやはり、どこかで心が濁っている。
優しさの流れがおかしい人は、心がもろいよなあと思います。
人の幸せは、テレビで紹介されるような人生になることではありません。
人に羨ましがられるのが、幸せでもありません。
去年ぐらいまで、ネット上のSNSは、「自慢大会」でした。
気のせいでしょうか、最近はそういう傾向が薄れてきたように思います。
「意識高い系」と揶揄されて恥ずかしくなったからでしょうか?
見栄をはっても、結局心は満たされない。
現実世界の「身の丈」の中に、幸せのヒントどころか、答えがあるような気がします。
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