●『手帳とフセンで簡単・的確にスケジュールが整理できる 3ステップ時間管理術』(酒井 秀介, 浅倉 ユキ 著)より
実はタスクを管理する基準には「量」と「時間」があります。
言い換えると…
「量で管理する=完了するまでやる」
「時間で管理する=決めた時間だけやる」
タスクを量で管理するとは、「本を10ページ読む」とか「5キロ走る」といった管理方法です。
これを時間基準に変えると、「本を15分読む」「30分走る」という表現になります。
ですが、本を読もうと思っても、10ページを読むのにかかる時間はその日の集中力や本の内容によって変わってきます。
ある日は10ページを10分で読めても、別の日は10ページに30分かかるかもしれません。
そういう管理の方法では、30分かかってしまった日は他の予定全体にも悪影響が出てしまいます。
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決めた時間だけやるようにすると、「15分読む」と決めておけば、その15分で10ページ読める日もあれば3ページしか読めない日もあるでしょうが、予定通り15分で終えるので他の予定には影響を与えません。
もちろん、締め切りが迫っているようなタスクであれば、「時間で管理する」では間に合わないこともあるので、その場合は「完了するまでやる」としなくてはならない場面もあると思います。
タスクの状況によって使い分けるしかありませんが、そもそもそういう「完了するまでやらなくてはならない」状況になってしまわないように、余裕をもって「時間で管理する」を活用してください。
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【コメント】
確かに少しずつやっていく場合、「時間で管理する=決めた時間だけやる」 という方が良いかもしれませんね。
多くの人は、「ToDoリスト」・・・・・・「量で管理する=完了するまでやる」 で考えます。
短期的なものや、大きな計画を因数分解してタスク処理するようなものは、この考えのほうがやりやすいです。
しかし、「自分の人生」とか「生き方」「叶えたい夢」みたいな漠然としたものの場合、ToDoリスト化しにくい感があります。
それ故、頭の片隅にはあるけれど、行動が伴わないから、なんかもやもやしている。
そういう場合は、「時間で管理する=決めた時間だけやる」が有効かもしれませんね。
毎日5分でいいから、そのことに向き合う。
少ないですが、それでも実行が伴っているので、少しずつ輪郭が明確になってきます。
5分すら時間が無いなんて人はいません。
単にやらないだけ。
限られた1日24時間を有効化したいものです。
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