2023年12月29日

群盲象を撫でる

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●『シンプルに働く』(名取芳彦 著)より

インド発祥の寓話として広まり、仏典でも紹介されている話に犒果嫋櫃鯢錣任覘瓩あります。
目が見えない人たちが象を触ります。
耳に触れた人はウチワのようだと言い、鼻を触った人はホースみたいだと言い、腹を手で押した人は壁のようだ、シッポを撫でた人はヘビのようだと、それぞれ自分が撫でた部分で象を表します。

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部分的なことしか経験していないのに、全体も同じだと考えてしまいがちです。
「コーヒーはエスプレッソでしょ」「ラーメンはトンコツでしょ」から「人生、お金でしょ」「社会は弱肉強食でしょ」に至るまで、一つの見方にとらわれてしまい、他にもさまざまな見方があることに気づきません。


こうした偏ったものの見方は、「こうすべき」「こうあるべき」と妥協を許さない態度へと広がっていきます。
思い込みが激しいと、自分が考えていることと現実が異なった時、苦しみが大きくなります。

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普段から「別の見方、感じ方はないか?」と心の偏りをチェックするクセをつけると、モヤモヤした気持ちも晴れやすくなります。

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そもそも、完璧というのは、もっとも起こり得ない状態です。  
そのもっとも起こり得ない状態以外、全部ダメというのが完璧主義ですから、見るもの聞くものほとんどすべてに、ケチをつけずにはいられなくなってしまいます。  


完璧主義の人の問題点は、減点主義であること。  
一方、心を穏やかにして感情に振り回されない人は、加点主義です。  


自分が見ている世界をどちらにするかで、平常心を作れるかどうかが決まります。  
わかりやすくいえば、人のいいところを探すようにすること。
それが平常心を作るコツ。

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どんな出来事であっても許し、受け入れる。
その上であなたがどうするかです。  


出来事そのものに善悪はありません。
出来事をいい悪いで捉えるのではなく、それを受けてあなたがどうするか以外に、あなたには選択権がありません。

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【コメント】

私は小さい人間なので、心の器は深くありません。
そのおかげで、この一年も辛い思いばかりでした。


事実は変わりません。
相手も変わりません。
変えられるのは自分の心だけです。


自分が自分を幸せにしないでどうする。
燃え尽きないよう、視点を変えて生きたいと思います。

Posted by kanzaki at 2023年12月29日 21:08