2019年03月27日

資格系の勉強法〜過去問題集にどんどん書き込み、オリジナルの参考書を作り上げる

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前回の続きです。


【前回の記事】「1ページ、1情報」の暗記法〜一般に売られているノートに、1ページ、1つの暗記事項を覚える
http://kanzaki.sub.jp/archives/004282.html


●資格試験に超速で合格る勉強法 _ 尾本 一明 _本 _ 通販 _ Amazon
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この本に限らず、大抵の勉強法(主に資格系)は、参考書よりも過去問を重視したものとなっています。


どのノウハウもそうなのですが、やりかたはどうあれ、「十分な勉強時間を確保する」のが前提条件です。
短時間で楽して覚えられるわけではありません。
時間をかけて何度も何度も繰り返すのが大事です。



・いきなり過去問を解いたりしない。最初に過去問を「読む」。


・問題をひととおり読んでから、すぐに解答に目を通す。
 本試験はどのような形式で出題され、どのように解答すればよいのか理解し、全体像をつかむ。


・過去問がどのように加工され本試験で出題されているのか、「分析」をすること。
 何年かの周期で同じ問題や、数字の部分・問題文の文末が少しだけ変えられて出題されていたりする。


・参考書はコロコロ浮気しないこと。消化不良になるから。
 選ぶポイントは、理解が難しい論点や数字が、図表などを使ってビジュアルでまとめられているかに注目。
 そういうテキストは、全体的にわかりやすいつくりになっている。
 

・過去問題集の演習の際、知識のあいまいなところ、疑問に思うところが出てくるもの。
 そのたびにテキストに戻ると時間がかかってしまう。
 過去問を解いて、理解できないところや違いを理解しなければならない部分はすべて、過去問題集の解答解説の余白に3色ボールペンを使って書き込む。
 過去問を参考書代わりにするのだ。


・過去問はまず、過去3年分からスタートすること。
 10年分の分厚いものにいきなり挑戦すると、やる気を失うから。


・過去問題集を選ぶときは、解答解説の部分に注目すべき。
 解説の内容が薄いものは避ける。


・過去問題集の選び方でもうひとつ大事なのは、その過去問に自分の覚えたい内容を書き込むスペースがどのくらいあるか、ということ。
 過去問題集にどんどん書き込み、オリジナルの参考書を作り上げよう。
 書くことで頭の中が整理され、暗記しやすくなる。


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Posted by kanzaki at 2019年03月27日 22:14