●『4 Focus 脳が冴えわたる4つの集中』(青砥 瑞人 著)より
POINT 条件が整えば、集中力が持続する時間に限界はない
「凛とした脳」と「激しく燃える脳」
適切な条件とはどのようなものでしょうか?
それは「心理的安全性」が保たれている状態です。
心理的安全性が保たれている状態とは、あなたが不安や恐れを感じることなく、あるいは不安や恐れを感じたとしても支配されることなく、脳が安心して思考し、あなたが発言や行動できる環境にいること。
1人で思索にふける時間も当てはまりますし、誰かと議論をし、反論や疑問を投げかけるような場面、自分の弱みをさらけ出しても、信頼が揺らがないと感じられる人間関係・コミュニティがある状態も当てはまります。
心理的安全性は、集中状態の質や持続に大きな影響を与えるのです。
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私は集中力を極限まで高めていくには「凜とした脳の状態」と「激しく燃える脳の状態」を同居させることが重要だと考えています。
○ 凛とした脳の状態とは、自制心が働き、落ち着いた心
○ 激しく燃える脳の状態とは、強い願望や好奇心とともに駆け抜ける心
凜とした状態のときに集中力は長く続きやすく、激しく燃える状態のときに集中力が高まりパフォーマンスを引き上げる。
心理的安全性は2つの脳の状態を土台として支える。そんなイメージです。
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【コメント】
ブラック企業で働いてはダメということですね。
ホワイト会社でも、中には面倒くさい人はいるものです。
心理的安全性が保たれないので、そういう人とは距離をおきたいものです。
養老 孟司さんが、
「人生の半分は自然が相手で、残り半分は世間が相手である。
もっぱら世間しか相手にしない人は多い。
でもそれは不幸を生む。
私はそう思っている。」
と語っていました。
(『世間とズレちゃうのはしょうがない』(養老 孟司, 伊集院 光 著)より)
心理的安全性を職場のみに求めると難しいかもしれません。
その分を家族に求めるのも難しいかもしれません。
今の時代、家族全員が集まるのに、企業みたいにアポイントメントをとらないといけない時代ですから。
「自然」にその身をゆだねてみるのは、よいかもしれません。
大自然は味わいたいけど、ちゃんと虫除けして、シャワーもトイレも完備してねという感覚の人が多いのが事実。
そういう、自分の思い通りにならないことを自然から体験し、実社会に生かせたらよいのかなと思うのです。
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