2004年10月30日

マイブック―2005年の記録

「笑っていいとも」を見ていたら、ゲストで佐藤江梨子さんが出ていました。
タモリさんへのお土産として、一冊の文庫本を渡します。
タモリさんが中をペラペラとめくっても、何にも書いていません。
発売前の見本品を持ってきた訳ではありません。
れっきとした販売品です。
それは何かというと、「マイブック―2005年の記録」という書籍でした。

マイブック―2005年の記録(新潮文庫・大貫 卓也)¥340
amazon

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101208573/qid=1099121732/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/249-0777596-4744358

これは云って見れば、「文庫サイズの日記帳」。
別の人からすれば「文庫サイズの手帳」かもしれません。
どんな事に使っても良い本。
ちょっと気になったので、親にメールして「親の本屋に”マイブック”があったら買っておいて」と伝えました。

ここしばらく、中越の大地震によって仕事から帰る時間が遅くなっています。
なぜかというと、長岡や小千谷へ本社の人間が応援に行くのですが、そうすると残された本社の人間で仕事を処理しなければなりません。
また、現地へ行った人間も戻ってから、たまった仕事を処理しなければならないからです。
その日も遅くに帰宅すると、親がその書籍を購入してくれていました。感謝。

これが、「マイブック」です。
シンプルな表紙ですね。
なんだか、「誰でも自分色に染め上げられる本ですよ」とメッセージを発信しているように感じられます。
帯には「自分の本 2005年」とデカデカと書かれています。

本を裏返しますと、帯には佐藤江梨子さんの写真と紹介文が書かれています。
「世界で一番共感する一冊・・・」と直筆メッセージ。

カバーを外してみます。
タイトルの下に著者名は無く、「   著」だけ書かれています。
ここには、「自分の名前を書いてね」と云うことなのでしょう。

中を開きますと、1ページごとに日付と曜日が入っているだけです。
そこに、自分の好きな事を書き入れることが出来るのです。
日記でもいいし、メモでもいいし、写真やチケット・領収証のスクラップ・・・自分のやりたいように埋めていけばよいのです。
罫線が無いので文章だけでなく、何でも書き込んだり貼れたりする自由度の高さがいいですね。

ラストにはご丁寧に、「あとがき」まであります。
1年書き終えて、この1年を振り返ってみましょうということなのですね。

カバーの裏側には、自分の写真を貼ることが出来まして、まるで作家気分になれますね。
写真の下にプロフィールなんか書いたら、更に気分が増しそうです。
また、カレンダーも付いています。
ちょっとした手帳感覚でもありますね。

1年を通して書くと、世界に一冊だけの本が完成。
その時あなたは、この本の作者となれるのです。
日記が三日坊主で続かない人でも、ちょっと気分的に手が伸びそうな一冊ですね。

さて、私は日記というか自分の書きたい事をこのサイトで書いています。
ある意味このサイトが、「マイブック」なのです。
そんな私の場合、この本を何に使いたいかと云うと、この「神崎のナナメ読み」の記事を印刷して、この本に貼り付けようかなと思っているのです。
ホームページって、目には見えるけれど、実体の無い存在じゃないですか。
けれども、自分の色んな思いが込められている。
それを自分の手にとって感触を確かめたいなあと思っているんですよ。
インターネットの出来ない環境の人にも、簡単に読んでもらえますしね。

あなたも色んなアイディアで、この本のページを埋めてみて下さい。

Posted by kanzaki at 2004年10月30日 17:08 | トラックバック (0)