沖縄でこんなアンケートがありました。
「勉強したことが、普段の生活や社会に出てから役に立つと思うか?」
調査結果を見ますと、今の勉強が将来に役立つと考える生徒が、高学年になるに従い減っていました。
中学3年になると約3割が、勉強は役に立たないと思っているそうです。
幼い子供たちの狭い視野での考えですから、そうなっても仕方がないのかもしれません。
自分がその年齢の時も、そう思っていましたよ。
私の場合、勉強をしたくない云い訳として使っていたのですけれどね。
今の子供達だって似たような理由で、そう回答したんじゃないでしょうか?
中学3年と云うと高校受験が目の前にあり、進学について悩む時期ですし。
社会って、コネや人脈、財産がある人に優遇されているのは事実です。
けれど、そういうものが無い人も社会でそれらの人達に対抗できる手段がある。
それが学問、学歴だと思います。
これは、お金持ちだからって取得できるものじゃありませんからね。
私のような貧乏人には、ありがたい話しです。
学校へ行くにもお金は必要ですが、奨学金でなんとでもなります。
私も利用して大学へ行った口なのですが、在学中はその借りた合計金額にゾッとしましたよ。
けれど社会に出てすぐ、返せるだけの金額はたまりました。
なんとでもなるんですね、こういう理由で借りたお金ならば。
お金が理由で大学へ行かなかったら、きっと色んな面で損をしたり悔しい思いをしていたかもしれません。
「勉強が役に立たない」と云うのは違うと思うんですよね。
正確には、「(その人に)勉強を役に立てる能力が無い」ではないでしょうか。
使う人次第なんでしょうね、勉強は。
社会に出てから勉強した事を役に立たせる内容って一杯ありますよ。
けれどその為には、勉強と社会を上手く紐付けする能力が必要です。
それが無ければ、確かに勉強は役に立たないものとなるでしょうね。
そういう紐付けをする能力、または文章の行間を読む能力などは、中学までの勉強では教えてくれせん。
そういう能力があると、勉強の有効性が分かって学ぶ姿勢も良くなるのですが、幼い子供たちにはそれは無理な話しです。
「ゆとり教育」って、「楽に勉強しよう」と云う感じですよね?
そのおかげで弊害があるみたいです。
楽な勉強なんて本当はないのだから、それよりは、「どうして勉強をする必要があるのか」を感じ取れる教育方針が必要だと思ったりします。
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