2005年11月08日

あなたがお先に失礼する方法

月例業務で一番忙しい時期と、毎年この時期にやらなければいけない業務が重なり、かなりしんどい状況です。
更に今週は朝7時出社なので生活のリズムも崩れています。
本当に辛い・・・死にたい・・・せめて早く帰りたい・・・。
さすがに今日は早く帰りましたよ。
どんな言い訳をしようか考えたのですが、考えるまでもありませんでした。
めちゃくちゃ疲労感が顔に滲み出ていたので、すんなり帰らさせてもらえました。

自分の仕事は終わったのに、まだ上司や同僚が仕事をしていたとします。
あなたはどんな感じで、「お先に失礼」しますか?

NIKKEIプラス1に、「あなたがお先に失礼する方法」が書かれていました。
お先に失礼するパターンには幾つかあるようです。
以下、読者からのアンケート回答。

1.徐々に消える型:
・何かしら仕事の用事で社外へ出るふりをして、そのまま帰る。
・机の上をそのままにして帰ってしまう。
*これらは、ちょっと感心できませんねえ・・・。

2.日ごろから主張型:
・習い事の曜日をアピールしておく(半分は嘘)。
*本当に習い事等、自分を磨く事をしているのならば良いと思いますが、嘘はちょっとねえ・・・。

3.帰りたい気持ちをアピール型:
・いかにも疲れたという顔で「お先に失礼します」と云う。
・共有スペースを掃除しはじめる。
・時間のかかりそうな仕事を終業時間の間際に始め、「もういいから、帰ったら」と上司から言葉を引き出す。
*相手を心情的に味方にするのはいいけれど、これって毎日は使えないと思うのですが・・・(他人はあなたをそんなに注目していない)。

4.別の機会で挽回型:
・普通に「お先に失礼します」と云うが、翌日は遅くまで残業する姿を見せる。
・朝、誰よりも早く出社すれば、「あの人は早く帰って当然」と思われる。
*後者はいいですね。確かに、誰も文句を云わないと思います。


「『クビ!』論。」の著者である人事コンサルタントの梅森浩一さんの意見を聞きますと・・・

1.早く帰りたい日こそ、いつもは着ない、いいスーツを着る:
身なりで「普段と違うな」という印象を持たせ、会社を出る際も堂々とする。
実際は特別な用事が無くても、デート等の事情があるのではないかと周囲にアピールするのだそうです。

2.仕事のスタイルを朝型に変える:
冒頭で書いたのと同じですね。
朝、誰よりも早く出社すれば、早く帰るのも仕方が無いと、いい意味での思い込みを周囲に与えられる。
早く帰りたい日は、その分早く出社。
普段から実行すれば、「朝型人間」のブランドになる。

2番は非常に良いのですが、役員等、とても偉い地位の人がいつも早く出社すると、下の従業員達にとっては、ちょっと辛いですよね。
早く来なくてはいけないのかなあ・・・と。
住んでいる場所や通勤スタイルによって、出社時間は人それぞれなので、早く出社する人は、「俺が早く来ているのに、何で他の奴は早く来ないんだ?」と強要しないでくださいね。

総論としては、口であれこれ言い訳せず、行動や外見で周囲を納得させること。
更には職場の雰囲気向上に一役買うことで、定時退社の効用をアピールする。
また、就業時間に手抜き・息抜き・お茶を飲む時間を割いて真剣に仕事をやって終わらせ、後ろめたさを感じず堂々と定時で帰る。
・・・そんな感じで記事はまとめていました。

自分が早く帰るときはちょっと気が引けますが、他人が早く帰ることに対しては、特に何も感じず「仕事が終わったのならば、さっさと帰ればいいじゃん」と思っています。
わざわざ、理由をつける必要なんてない。
昔、有給休暇をとる際は、具体的な理由を書いた書類を提出していたのですが、今はそういう事は書く必要がなくなりました。
多分、法律とかそういうので、プライベートな部分を会社が問いただすのを規制したからだと思います。
その有給休暇と同じような感じになればいいのではないかと。
最近じゃ、不景気なので残業代を減らすため、会社側が率先して「早く帰れ」と云うところもあると思います(うちもそうなのですが)。
給料が減るのは確かに困るのですが、その代わりプライベートな時間を確保できるのだし、悪くは無いと思います。
「プライベートを過ごすのには金がいる」と云う意見もあるでしょうが、金が無くても心を充実させる方法なんて幾らでもあります。
「生活が厳しくなる」と云う意見もあるでしょうが、それならば生活のレベルを下げればいいと思います。
「生活のレベルを下げる」と云う言葉が適切でなければ、「身分相応の生活をする」でしょうか。
人間、なんとでもなるし、他人に対して恥ずかしいと思うかもしれませんが、他人はあなたの生活レベルに対して関心なんてありませんから。

「やることが無い」と云う人は、ホームページ・・・もっと気軽に、ブログをやってみるのはいかがでしょうか?
最近じゃ、無料で設置・運営することも出来るし。
家のネット環境をブロードバンドにして、パソコンもそこそこ良いものを持っているのに、あんまり使わない社会人って多いですよね。
無料でブログを開設できるサイトを利用すれば、難しい知識もいりません。
パソコンもネット環境も既にあるので、初期導入費用は不要。
あとは、あなたが文章や写真等を用意するだけ。
日記みたいなものでいいんですよ。
別にアクセス数なんて気にする必要もないし。
日々、更新をしていると、色んな話題にアンテナをはるようになり、知識が増えて、普段のおしゃべりのネタにも困らなくなります。
マイナーな趣味を持っている人も、ネットで自分の知識をさらけ出していると、あなたと同じ趣味の人と交流の機会があるかもしれない。
日々、充実する手段になりえますよ。


そうそう。残業で思い出したのですが、最近、「2ちゃんねる」で面白いスレを発見しました。

■■ 俺の残業日記 ■■
http://etc4.2ch.net/test/read.cgi/male/1129557976/

いつも夜遅くまで働いていて、「死にたい」と思っているスレを立てた人が、日々、淡々と、その日の帰宅時間や一日に食べた食事(米ばっかり)、愚痴を書いているのです。
その愚痴に対して、他の住人がいちゃもんやら、励ましをしています。
あの「電車男」が生まれた独身男板のスレなのですが、果たしてどうなることやら。

Posted by kanzaki at 2005年11月08日 21:44 | トラックバック (0)