マルクス=アウレリウス=アントニヌス あなたが嫌で世界史捨てる
これ、何だと思います?
実は、短歌なのです。
東京学館新潟高の2年生・松崎孝太さん(17)の短歌が、「第20回国民文化祭」の短歌大会で、「福井知事賞」を受賞しました。
応募総数、約2万首。
その中の第3位を受賞。
ご本人のコメントはと云いますと、
「思い浮かんだことを歌にしただけ。こんな賞をもらえてびっくり」
「本当は世界史が好き。嫌いだったら『おまえ』とするけれど、愛情があるから『あなた』にした」
ニヤリとするコメントですね。
ちなみに「マルクス=アウレリウス=アントニヌス」は、古代ローマ皇帝の名前。
長い名前だと世界史の教科書を見て、ふと感じたことを一気に短歌にしたそうです。
審査員の評価を見ますと、
「世界史への関心が逆に浮かび上がってくるのが憎い」
「学生時代を思い出した」
「受験生のひとこまが面白い」
とのこと。
きっと、真面目すぎる作品が多かったのではないでしょうか。
そんな中、こういう変化球(ある意味、直球なのですが)な作品が、審査員の心に潤いをもたらしたのではないかと。
今の子供達の方が、こういうユニークな作品を作れるのかもしれません。
世の中、お笑いブームです。
今回の短歌って、お笑いコンビレギュラーの持ちネタ「あるある探検隊」っぽい感じがしません?
一発ネタみたいな瞬発力のある言葉を若い人たちは、沢山思いつきそうです。
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