2007年04月15日

レジ袋の削減

最近は、コンビニへ行って、小腹を満たす程度の買い物ならば、レジ袋をもらわないようにしています。
「袋はいりません」とわざわざ云うのは面倒と云えば面倒なのですが、レジの店員さんも「ありがとうございます」と、商品のバーコードの部分にシールを貼って渡してくれます。

私はスーパーへ毎日行くことはありませんが、たまに夕食の買い足しにでかける際は、布製のトートバッグ等を持って行き、それに詰めて運びます。

私はエコロジストと云う訳ではありません。
しかし、世間でレジ袋の削減キャンペーンが広がっているのを知り、消費が美徳だった世間の考えが変わりつつあるのを感じると、自分の生活にもそれを取り入れるのは良いことだと感じ、実行するようになりました。

日本国内で一年間に使用されるレジ袋は、約30万2千トンだそうです。
数にしますと、約300億枚になります。
これは、日本が輸入する原油の「1日分弱」に相当します。
レジ袋の削減の考えが広まれば、資源のムダ使いを抑えることが出来ます。

レジ袋は1965年頃に誕生したそうです。
梨狩りに使われる竹で編んだ籠ですと、女性客のストッキングに引っかかるので、それを防ぐために作られたのが原型です。
今じゃ当たり前に使われているレジ袋ですが、その歴史は案外短く、いわゆる日本全土が「消費は美徳」と感じていた頃に合致します。

現在、エコロジーやリサイルなどの言葉が世間に認知されつつあり、「無駄をなくす」ことを日常生活に取り入れる人が増えてきました。
その考えの具体策の一つとして、レジ袋の削減が注目されています。

レジ袋を断るとスタンプやシールを貰えるお店もありますし、自治体がバックアップしているところもありますので、少しずつ実践してみてはいかがでしょうか。

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Posted by kanzaki at 2007年04月15日 13:02