2008年07月06日

iPhoneは「アイフォン」ではなく「アイフォーン」とカタカナ表記します

皆さん、お久しぶりです。
ここのところ帰宅は11時過ぎが多く、とてもプライベートな時間がありません。
長年の読者ならばお分かりの通り、1年を1月〜4月、5月〜8月、9月〜12月の3シーズンに分けますと、セカンドシーズンである5月〜8月は更新が難しいです。
本格的再開である9月までは、不定期に更新させていただきます。
(こう書いた時に限って、毎日更新できるようになるから不思議)

帰宅が遅く、深夜に夕食を食べても、翌朝まで残る感じで、沢山は食べられません。
コーヒーとトーストで済ませることも多いです。
朝食は、コートーとトースト。
昼食は、手作り弁当(大きさは女性用)
夕食も、コーヒーとトースト。
「名ばかり管理職」ですので、長時間拘束させられるは、サービス残業をさせられるは、社内販売で何万円も給与天引きさせられているのに、更に健康まで会社に奪われそうな感じです。
なんとか9月からは平穏な日々を過ごしたいところですが、無理ならば転職です。


さて、今週金曜日7月11日に、アップル社製スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」が発売されます。
小型デジタルガジェット好きは、非常に待ち遠しい存在ではないでしょうか。

●アップル - iPhone
http://www.apple.com/jp/iphone/

私は、iPhoneに似たCLIEというPDA(小型情報端末)を使用していました。

●「クリエ」TH PEG-TH55・TH55DK / CLIE<クリエ>
http://www.sony.jp/products/Consumer/PEG/PEG-TH55/

しかし二週間前に故障し、使用不能になりました。
既に、CLIE等に搭載されていた「Palm」を使ったPDAは、日本市場では販売しておりません。
その為、買い替えも出来ない状態にあります。
日々のスケジュール管理に関しては、端末の調子が悪くなった頃からマメに、「Intellisync」という同期ソフトでOUTLOOKへ移行させておりました。
その為、この8年間の蓄積されたデータは消失しておらず、今も有効に活用しています。
会社と自宅のパソコン間をUSBメモリを使って、OUTLOOKのデータを持ち運びしていますが、今までのように「同期」はできませんので不便です。
外出先でも勿論、見る事ができませんしね。
でもまあ基本的にデスクワークであり、Palmを使っていた頃も、殆どはパソコン上でPalmdesktopというPIMソフトを使っていました。
自宅と会社間のデータの持ち運び用にPDAを使用していた感じです。
無ければ無いで大丈夫なようです。
どうしても必要になれば、iPhoneを買うかもしれません。

壊れたといえば、PSPも壊れました。
こちらは液晶画面が表示されません。
たった1年半での故障。
ソニータイマーは健在ですorz
修理はしません。
液晶関係ですので、修理代に少し足すだけで、新型PSPが買えてしまいますから。
ゲームは殆どやらないのですが、ポータブルナビとしてGPSユニットと地図ソフトを使っていたので、そういう面では不便をしています。
2万円程度ですし、時間に余裕があればPSP本体を買ってこようと思います。
しかし今すぐは必要ありません。
大抵は、紙の地図で事足りるようになりましたから。
そういや、iPhoneにもGPS機能が搭載されているのですよね。
PDAとPSP、そして携帯電話機能をiPhone一台に集約するのも手かもしれませんね。

新聞やニュース等で、iPhoneを「アイフォーン」とカタカナ表記することがあります。
とても違和感を感じます。
だって普通は、「アイフォーン」じゃなくて、「アイフォン」と言いますから。
これは商標の都合だそうです。
アイホンの日本での商標は、名古屋のインターホン会社「アイホン株式会社」が保有(東京証券取引所市場第一部 名古屋証券取引所市場第一部)しています。
だから使えないとか。
「アイホン」ではなく「アイフォン」だと主張しても駄目なようです。

こういった表記の違和感は、他のところでも見受けられます。

例えばカメラ等で有名な「Canon」。
日本語における正式な表記は、「キヤノン」であり「キャノン」なのです。
「ヤ」は小文字を使わないのです。
これは文字デザイン上の理由だそうです。
読み方は、「キャノン」でかまいません。

「富士フィルム」の正式社名は「富士フイルム」です。
「イ」を大文字で書くのが正しい。
ただし、「キヤノン」の読み方は「キャノン」ですが、「富士フイルム」の読み方は「富士フイルム」のままです。

マヨネーズなどの調味料を主力としている食品メーカー「キユーピー」。
こちらも「ュ」を大文字表記としています。
デザイン上の理由であるとしています。
ただし、ドレッシングの点字ボトルでは読みを優先させるという観点から「きゅーぴー」で表記しています。

印鑑・スタンプ・文房具等を製造する「シヤチハタ」も「ヤ」を大文字表記しています。
しかし、読みはシャチハタです。
本社は名古屋。
名古屋のシンボルといえば名古屋城の金鯱。
創業者である舟橋高次氏の「名古屋のシンボルは金のしゃちほこだがね! シヤチハタだ!」の一言が、シヤチハタというブランド名の由来です。

国語国字改革前の創業の会社には、歴史的仮名遣で拗音を小書きにしない会社がいくつかあるそうです。
国語国字改革とは、国語としての日本語(標準語)の表記を表音主義に基づいて改変しようという明治以来の言語政策問題のことです。

面白いところでは、カップ麺「カップヌードル」の表記。
器を見ると「カップヌードル」の「ド」が小さく表記されています。
これは発売当時「ヌードル」という言葉が日本に定着しておらず、この商品を見て「ヌード」と勘違いされ、購入を敬遠されるのを避けるためだったと言われています。

会社名や商品名に対し、消費者には分からない色々な事情や工夫があるものなんですね。

Posted by kanzaki at 2008年07月06日 16:26