2010年05月22日

東京へ行ってきました【3】〜鉄道博物館

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出張最後の日、仕事の関係で一路、埼玉県へ。
一通り仕事も終わったので帰宅する為、クルマで駅まで送ってもらいました。

しかし、自分が予想していた駅とは全く違う駅。
おいおい、俺は田舎ものなんだから、変な駅でおろさないでくれよと内心思ってしまいました。
けれど、携帯電話で乗り換えの順番などを調べ、なんとか大宮駅へ着きました。
三日目になると、電車の乗り換えも、人を頼らずとも出来るようになるものなんですね。
平日なので、電車や駅の人の多さに驚きつつも、ちょっとだけ自信を持つことが出来ました。

さて、大宮駅に着いて思った事がひとつあります。
「隣の駅は確か、鉄道博物館駅じゃないか?」

●鉄道博物館 - THE RAILWAY MUSEUM -
http://www.railway-museum.jp/top.html

駅構内の案内に従って進みますと、鉄道博物館駅行きの電車が待っていました。
帰るための新幹線へ乗るまでに、そんなに時間は無かったのですが、そうそう滅多に来れる場所ではないし、行かなかった事の方が後悔しそうなので、その電車へ駆けこみました。

駅へおりますと、駅と博物館は一体化しており、その通路自体にも色々と展示されていました。
入場券はsuicaを模したものでして、ゲート部分にかざすと入場ができます。

朝から何も食べていなかったので、館内で食事をすることにしました。
「日本食堂」というところで、「懐かしの食堂車のハヤシライス(700円)」を食べました。
変に奇をてらわず、甘めで優しい味でしたよ。

その後は、時間も無いので、資料的なものはパスして、展示されている電車を見て回りました。
私としましては、一番の注目はこれです。

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上越新幹線開業まで、在来線の上野駅から新潟駅の間を走っていた特急列車「とき」です。
鉄道博物館ではこの電車の横に、当時の新潟駅を再現していました。

そこに書かれていた内容を書きますと・・・

新潟市内にはじめて駅ができたのは1897(明治30)年11月の北越鉄道(現 信越本線の一部)沼垂駅(ぬったりえき)が最初です。
その後、1904(明治37)年5月には市街地近くまで延長され新潟駅が開業、1958(昭和33)年4月に大きく迂回していた路線を短縮して現在地に移転しました。
1982(昭和57)年11月には上越新幹線が開業しています。

・・・との事。
この電車のスタイルとカラーリングは、私には懐かしさよりも、カッコ良さの方を感じてしまいます。
やはり幼少に見たもののインパクトというのは強いものですからね。

鉄道博物館に、当時のチラシが貼られていたのですが、それを見ますと「越後湯沢・長岡・新潟方面を日帰りで結ぶビジネス特急とき号(全車指定席)。10月1日から2時間おきに発車。毎日6往復運転」とありました。
今も昔も、仕事で東京へ行く人が多かったのですね。

私自身は幼い頃、何故か東京へ行く機会が多かったのですが、夜の11時頃に新潟を出発した特急「佐渡」の方が思い出深いかも(確か「佐渡」という名前だと思うのですが、間違っているかも)。
座席の背もたれが垂直で、今のような快適なものじゃなかったし、それよりも、夜中に電車に乗って東京へ行くという興奮のせいで眠れませんでした。
まあ、夜中に眠れない分、昼間になってから意識が朦朧としていたのですが・・・。

今じゃ、大した時間もかからず、気軽に東京へ行けるようになりましたね。
新幹線は凄いや。
決して、金額は安くはありませんが・・・。

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そして、私が「新幹線」と言いますと真っ先に思い出すのが、この新幹線200系電車。
0系タイプの前面形状で、丸目丸鼻が可愛らしいですね。

私が鉄道博物館でこの新幹線を見たとき、スタッフのお姉さんが、この車両について説明をしていました。
私もチビッコ達と一緒に、「へ〜」なんて言葉を漏らしながら聞いていました。
豪雪地帯を走るので、車体下部まで一体のボディーマウント構造になっており、機器をボディー内に配置している事などを説明していましたよ。

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お姉さんが操作して、前面の連結器の出し入れを見せてくれました。
カバーが開いてメカが出てくる動きは、やはり萌えますねえ。

時間も無かったし、一眼レフカメラも持ってきていなかったのが残念でしたが、それでもやはり来て良かったです。
次回は、仕事とは全く関係なしに訪れてみたいと思いました。

Posted by kanzaki at 2010年05月22日 18:28