●『病気の9割は歩くだけで治るPART2 体と心の病に効く最強の治療法』(長尾 和宏 著)より
【三大老化を防ぐのが歩くこと】
細胞の酸化、細胞の糖化、ホルモンの変化の3つが老化の大きな原因であることがわかったところで、では、どうすれば3つの老化を遅らせることができるのでしょうか。
すべてに共通する方法が、歩くことです。
運動をし過ぎると実は活性酸素が増えます。
でも体は、それに対抗するために抗酸化物質を多くつくってくれるようになります。
だから、適度な運動は、細胞の酸化を遅らせてくれる。
ただし「適度な」というところが重要で、たとえば、マラソンのようにハードな運動になると、活性酸素が増え過ぎます。歩行くらいの軽い有酸素運動がちょうどいいのです。
細胞の糖化はというと、使いきれない糖が余ってしまうことが原因です。
糖を摂り過ぎないことも大事ですが、「使うこと」も大事。
歩くことで糖を消費すれば、糖化のもとを防げます。
そして、歩くことでホルモンバランスも大きく変わります。
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この本を書いているさなか、私のクリニックの外来にかかっていた2人の男性がご自宅で亡くなっていた、と連絡が入りました。
いわゆる孤独死です。
お二人ともまだ60代と若かったのですが、お酒が好きで、歩くというイメージとはほど遠い方々でした。
だから、「孤独死していました」と連絡を受けても、正直なところ、驚きはしませんでした。
私の経験上、歩かない人というのは、孤独死しやすい。
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死というのは、自力ではどうにもなりません。
死んだあとのことはどうしても他人にゆだねなければならない。家族だったり友達だったり飲み仲間だったり、あるいは愛人でもいいので、自分のことを気にかけてくれて、自分の死後、そんなに時間が経たずに見つけてくれる人がいれば、孤独死と呼ばれる最期にはなりません。
死は、自分ではどうにもできませんが、「どう生きるか」は自分で選べます。
よく歩く人生を選べば、うつを減らし、社交性を育む「テストステロン」や幸せホルモンの「セロトニン」が増えるので、まわりに人が集まりやすくなるでしょう。
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【コメント】
歩くことで全てが解決できるとは思いません。
毎日、実践している私がそう言うのですから間違いありません。
不調はちょくちょく出てくるけれど、最悪なことにはならないという感じでしょうか。
それで十分といえば十分です。
私は普段、お酒を飲みませんし、当然、タバコも吸いません。
ただし、甘いものは好きです。
昨日、歯医者で検診しましたが、幸い異常なし(毎食、フロスをしているのも良かったのかな?)。
毎朝、リングフィットアドベンチャーでストレッチ、筋トレを15分欠かさない。
そして片道20分の徒歩通勤。
まあ、それらを打ち消すほどにストレスがマックスなのが良くないのでしょうね。
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