2010年07月13日

今週の「ゲゲゲの女房」は必見ですよ!!/『日本おもちゃ大賞2010』にて『仮面ライダーW 変身ベルト DXダブルドライバー』(バンダイ)が受賞

夏のドラマがスタートし始めましたが、とりあえずそんなのは忘れてNHKを見てください。

●連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」
http://www9.nhk.or.jp/gegege/

今まで、貧乏生活、ヒットに恵まれないと散々だった水木しげる先生が、「俺のターン!」と言わんばかりに逆転劇を見せるのが、今週のエピソードです。
超重要回です。

ええ。あの、誰もが知っているビッグネームの漫画が誕生する瞬間を描いているのです。

茂(水木しげる)は「別冊 少年ランド」へ掲載する漫画を依頼されます。
題材は自由ですが、「テレビよりも面白い漫画」というのが条件です。

本日、茂は質流れのテレビを買って、ひたすらテレビ番組を見ます。
見ているうちに「テレビくん」という、テレビの中へ自由に出はいり出来るキャラを思いつきます。
編集者も、そのアイディアに満足。
けれど、話しているうちに茂自身が、これで本当に良いのかと自問します。

娘の藍子の顔を見て、「やはり、丸くなきゃいけないなあ」とつぶやき、「あっ!!」と声を出して何かにひらめきます。
そのシーンで本日は終了。
こんな形で次回へ続くNHK朝ドラは始めてじゃないでしょうか。
って言うか、このドラマは完全に朝ドラのフォーマットを無視して、とにかく面白いものを産み出そうとしていますね。
その心意気が凄い。
私自身、神ドラマ「ちりとてちん」よりも更に熱中しています。

明日から見ても大丈夫。
朝でも昼の再放送でもいいから、是非とも見てください。
きっと、満足していただけると思いますよ。

ps.
このドラマの萌えポイントは、布美枝さんの「ん〜、もう!!」という怒り方だと思っているのは私だけじゃないはず。


※※※※※


●「日本おもちゃ大賞2010」仮面ライダー「変身ベルト」ほか7部門決まる
http://life.oricon.co.jp/78106/full/

玩具市場活性化とメーカーの開発力に刺激を与えることを目的とした『日本おもちゃ大賞2010』(主催・日本玩具協会)の授賞式が13日、都内であり、全7部門の大賞が発表された。キャラクターを使用した話題性のある商品を対象にした「キャラクター・トイ部門」は、『仮面ライダーW 変身ベルト DXダブルドライバー』(バンダイ)が受賞。
『変身ベルト〜』は現在放送中の特撮ドラマ『仮面ライダーW』(テレビ朝日系 日曜朝8:00)の人気と共に話題となり、連動アイテムのUSBメモリ「ガイアメモリ」とともに大ヒットになった。


・変身ベルト DXダブルドライバー | 商品情報詳細 | 株式会社バンダイ
http://catalog.bandai.co.jp/item/4543112551139000.html

・テレビ朝日|仮面ライダーW(ダブル)
http://www.tv-asahi.co.jp/double/

・仮面ライダーW(ダブル) | 東映[テレビ]
http://www.toei.co.jp/tv/w/


昨年、クリスマスプレゼントとして、バンダイが販売する変身ベルト「DXダブルドライバー」の人気が沸騰し、全国的に品薄が続いたことがニュースになりました。
今まで、仮面ライダーは1月下旬にスタートしていたので、クリスマスの頃になると、商品としての魅力も薄れ、値段も下落していきました。

けれど、スポンサーであるバンダイの意向もあり、本作「仮面ライダーW」は9月からスタートしました。
その為、まだクリスマスの頃でも玩具の魅力は高く、しかも、本作のお正月映画まで上映していたので、購買に拍車が掛かっていました。
来月8月で本作も終了ですが、同月には映画も公開されます(しかも、3D映画)。
普通、番組終了間際は消化試合みたいなところがあったのですが、最後の最後で映画公開も行うことで、一年を通じて制作側が魅力を提供し続けました。

更に、この変身ベルトそのものも魅力的。
ガイアメモリと呼ばれるUSBメモリみたいなものをベルトに刺して変身します。
一つ一つのガイアメモリには、複数の音声が入っています。
玩具に添付されているガイアメモリだけではなく、食玩としてコンビニ等で売られているガイアメモリでさえも、同じように音声を再現できます。
それどころか、その食玩も変身ベルトに刺せます!!
食玩の安いガイアメモリを試しに買ってみて、それで魅力を理解してベルトを買った人も多いはず。
変身ベルトだけではなく、その食玩のガイアメモリも品薄が続きました。
変身ベルトは子供達が腰に巻くので、ベルトの長さが短いです。
バンダイの公式通販サイトでは、変身ベルトを大人が巻けるように「延長ベルト」まで売っています。
今回の変身ベルトは、大人でも魅力を感じるものでして、そのお陰で平成仮面ライダーの変身ベルトで、一番売れたそうですよ(主人公の人のブログで発表があった)。

今回の変身ベルトの特徴の一つとして、ベルト本体には電気系ギミックが無いことが挙げられます。
つまり、ベルト側には電池が入っていません。これは非常に珍しい。
サウンドも発光も、全てガイアメモリ側で演出されています。
その為、ガイアメモリ一つ一つにボタン電池が内蔵されているので、合計すると大量の電池が必要になります。
ある意味電池食いの変身ベルトです。
しかし、それ故に一つ一つのガイアメモリを個性的に演出できるのも確か。
ファングメモリなんて、USBメモリの形状から恐竜に変形しちゃいますものね。
それと、敵側もガイアメモリを使って怪人に変身するのですが、ちゃんと敵側のガイアメモリまで販売されています。
ごっこ遊びの際、敵側も変身ができるのも良いですね。

シリーズ物は、回を重ねるごとに新鮮味が薄れるもの。
しかし、本作はハードボイルド小説のような雰囲気(&ギャグ)で脚本がよく出来ています。
犯人を解き明かすミステリー要素もある。
そして、ヒットドラマ「相棒(仮面ライダーと同じ東映製作)」のエッセンスである二人の主人公の掛け合いが面白い。
日曜の朝、機会があれば見てください。

Posted by kanzaki at 2010年07月13日 22:31