2012年04月20日

マイボトル・マイカップキャンペーンが各地で進んでいます〜水筒や弁当箱で日常を楽しく演出

mybottle02.JPG

【新潟市のマイボトルキャンペーン】

新潟市は、「マイボトル」の普及を進めるキャンペーンをはじめるそうです。
これは、使い捨て紙コップ、缶、ペットボトルの削減が目的です。
7月には、お客様が持参したボトルに飲み物を提供する市内飲食店マップを1万部配布予定です。
(地元新聞より)

●新潟市−廃棄物政策課:マイボトルキャンペーン
http://www.city.niigata.jp/info/haiki/gomi/mybottle/mybottle_index.htm

リユース (再使用)、リサイクル(再循環)の他に、「リデュース (Reduce)」という言葉があります。
これは英語で「減らす」を意味し、この場合、ゴミの発生抑制・ゴミ減量を指します。
市民のリデュースに対する意識を高める為、マイボトルのキャンペーンを行います。

マイボトルを持参出来るお店は、マップに掲載の他、「マイボトル利用可能」の目印となるのぼりやステッカーを掲示できます。
持参者への値引きサービスも検討します。
新潟市は、100店のマップ掲載を目指しています。

7月中旬から10月末にかけ、掲載店を巡るスタンプラリーを実施します。
スタンプ10個でオリジナルのマイボトルを贈ることも計画しています。

【全国各地でマイボトル・マイカップキャンペーン】

このような試みは、新潟市だけではありません。

●マイボトル・マイカップキャンペーン
http://www.re-style.jp/bknbr/mybottle/index.html

コーヒーショップはこの試みに積極的です。
タリーズコーヒーならば、マイカップ・マイボトル持参で30円引きとなります。
スターバックス コーヒーも、マイカップやタンブラー持参で20円引きです。
店内でオリジナルタンブラーやボトルの販売もしています。
他の名が知れたコーヒーショップも同様です。

各県や市でも、新潟市のようなマイボトル・マイカップキャンペーンを行っています。
横浜市戸塚区のように、役場にマイカップ対応型自動販売機を設置しているところもあります。

企業が自主的に行なっているケースもあります。
例えばNTT東日本グループ内は、省電力型やマイカップ対応型自販機を設置しています。

少しずつ、マイボトル・マイカップが当たり前の社会へ進んでいるようです。
良い傾向ですよね。

マイボトルは寒い時期より、夏にかけて持参する人が多いような気がします。
熱中症対策にも、効果がありますからね。
これから気温が高くなると、カラフルなデザインのものを持参している人を見かける事でしょう。

【多彩な弁当箱登場】

マイボトル(水筒)と同じ時期に増えたのが、自宅からの弁当持参です。
オフィスで手作り弁当が定着した昨今。
最近では、ひと手間かけた多彩なメニューを楽しむ人が増えました。

そんな需要を受け、弁当箱売場も賑やかになっています。
弁当箱を一つといわず、2個目、3個目と買い足す人が増えているそうです。
その日の献立にあわせて、弁当箱を選ぶのだとか。

例えば、手作りの温かいスープ持参の場合は、保温機能付き筒型弁当箱を使います。
新鮮な野菜や果物のサラダがメーンの場合は、容器の空気を抜いて減圧する機能が付いた3段弁当箱を使います。
他にも、ドンブリに向いたもの、冷やし麺に向いたもの等、多彩です。

水筒に弁当箱。
景気の良い時には、あまり見向きされなかったものです。
節約という面もあるけれど、新たな楽しみでもありますよね。

マラソンやジョギング、自転車に通ずるものが、なんとなくあります。
大変な部分を超える満足感です。

人間でいちばん大切なのは、自分にとって心地よさを感じることです。
必ずしも、富・地位・名誉ではありません。

心理学上、意外なことに、所得は主観的幸福感とほとんど関係がないそうです。
ちなみに、お金を重視するほど主観的幸福感は低く、愛を重視するほど主観的幸福感は高くなります。
そして、幸福感の強い人が仕事でも満足します。逆ではありません。

水筒や弁当箱を日常の楽しみの演出に使い、笑顔で暮らしたいものです。

Posted by kanzaki at 2012年04月20日 22:52