2012年04月18日
家財や衣料品の保管サービスが人気です〜それを利用する前に、まずは断捨離してはどうでしょうか?
マンションに住んでいる人を中心に、家財や衣料品の保管サービスが人気だそうです（日経より）。
特に20〜30代の女性に需要があります。
理由は、「すっきりと暮らしたいから」です。
各社がそこに注目し、新しいサービスを登場させています。
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【オフシーズンの保管サービス付き石油ストーブ、靴、スタッドレスタイヤ】
今夏よりイオンが、家事代行会社カジタクと連携して、新たなサービスを開始します。
オフシーズンの保管サービス付き石油ストーブの販売です。
預かったストーブはメンテナンスを施し、翌シーズンまでカジタクの倉庫で保管します。
カジタクは、靴の丸洗いと保管のサービスも行なっているのですが、このサービスを付けた靴もイオンから発売予定です(夏以降)。
ちなみに靴の丸洗いと保管のサービスですが、ブーツ・靴合計３点をクリーニング＋最大9か月の無料保管で12,600円となっています。
他にも、北海道・東北の店舗にて、洗浄・保管サービス付きスタッドレスタイヤの販売も計画中です。
単にモノを売るだけではなく、その後の面倒まで見るという空間的な付加価値をプラスしたところが新しいですね。
●イオンお客さまサイト
http://www.aeon.jp/
●カジタク
http://www.kajitaku.com/
●ブーツ・靴クリーニング＋最大9 カ月保管できる新サービス「とことこ保管付ブーツ・靴クリーニングパック」
http://www.kajitaku.com/kjtimes/pr20120308_tokotokoshoesclearningservice.pdf
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【保管サービス付きクリーニング】
クリーニング中堅の喜久屋は、仕上がり品の保管と組み合わせ、不要になった衣料の引き取りサービスを開始しました。
・上限10着迄をクリーニングして6か月間迄保管で9,800円。
・上限15着迄をクリーニングして6か月間迄保管で13,800円。
共に、中古衣料の回収袋が付いてきます（約10着ぐらい詰められる）。
また、クリーニング大手の白洋舎も4月末迄の限定で、宅配・保管付きクリーニングサービスを行なっています。
背広やコートなど洋服5着で11,550円、ブーツ3足で10,500円です。
●喜久屋クリーニングショップ
http://www.kikuya-cl.co.jp/
●喜久屋 保管付き宅配クリーニングパック
http://www.kikuya-cl.co.jp/pack/2012pack03s01.php
●白洋舍
http://www.hakuyosha.co.jp/
●白洋舍 | クリーニングサービスのご紹介 | 安心クローク
http://www.hakuyosha.co.jp/cleaning/06.html
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こういった収納代行サービスの市場規模は、昨年度に比べ4%増の、473億9000万円に拡大する見通しです。
自宅のスペースが限られており、尚且つ、特定のシーズンしか使わないのならば、こういったサービスに注目するのもありでしょう。
ただ、こういったサービスは、今という一時的な需要かもしれません。
今後、自分で管理出来ない量のモノを買ったり、管理する時代じゃなくなるからです。
モノが溢れて無造作に消費を続けた文化・考えは、前時代的です。
これはおそらく、「バンドワゴン効果」によるものだと考えます。
バンドワゴン効果とは、賑やかな楽隊車に人が集まってくるように、「みんながやっているから、私もそうしよう」という同調的な合流が見られることです。
ある製品・サービスを消費する人が多ければ多いほど、顧客がその製品・サービスによって得る満足・安心感が増加する効果。
群集心理における同調現象のひとつです。
流行しているという空気を醸成することによって、その製品・サービスへの支持は一層強くなります。
流行やヒット商品への顧客の需要集中は、バンドワゴン効果によって生み出されている場合も数多くあります。
そもそも、私も含めた若い世代は、お金がありません。
買おうと思っても簡単には買えないので、「本当にそれは、自分に必要な物なのか」を再考する機会が増えました。
あるモノが爆発的に売れても、自分にはふさわしいものでないこともあります。
そうすると、買わないで済んでしまいます。
日本の狭い住宅事情で、家の中のモノが多い人がたくさんいます。
あれもこれも揃えようとしなくても、なんとでもなるはずです。
部屋が狭いと嘆く前に、物を減らすべきだと思います。
今流行の「断捨離」ですね。
断＝入ってくる要らない物を断つ
捨＝家にずっとある要らない物を捨てる
離＝物への執着から離れる
●断捨離 やましたひでこ公式サイト
http://www.yamashitahideko.com/
保管サービスを利用する理由が「すっきりと暮らしたい」ならば、まずは手元にあるものをどんどん捨ててみてはどうでしょうか。
モノを管理するというのは、かなりのストレスなんですよ。